[メイン] 月に仮 : x5 3d6 #1 (3D6) > 4[2,1,1] > 4 #2 (3D6) > 8[1,6,1] > 8 #3 (3D6) > 12[5,5,2] > 12 #4 (3D6) > 8[4,3,1] > 8 #5 (3D6) > 7[1,5,1] > 7

[メイン] なんか : x5 3d6 #1 (3D6) > 12[4,6,2] > 12 #2 (3D6) > 7[5,1,1] > 7 #3 (3D6) > 12[4,6,2] > 12 #4 (3D6) > 7[2,3,2] > 7 #5 (3D6) > 11[5,4,2] > 11

[メイン] 仮(風属性) : x5 3d6 #1 (3D6) > 10[3,2,5] > 10 #2 (3D6) > 13[5,6,2] > 13 #3 (3D6) > 10[3,6,1] > 10 #4 (3D6) > 12[6,4,2] > 12 #5 (3D6) > 14[3,5,6] > 14

[メイン] GM : 準備がよろしければ教えて下さい

[メイン] 天江衣 : 教えるぞ!

[メイン] ウタ : 教える!

[メイン] スフェイス郷 : 教えよう

[メイン] GM : では…出航ですわ~!!!

[メイン] 天江衣 : 出航だ〜〜〜〜!!

[メイン] スフェイス郷 : 出航だ!

[メイン] ウタ : 出航だァ~~~~!!

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ここは岩戸町。探索者たちが暮らしている小さな町、岩戸町だ。

[メイン] GM : これといって取り柄があるわけでもないが、とても住み心地が良く、
生活に苦労することはない。山と川が近くにあり自然もそこそこある。
便利過ぎないが不便もない、そんな町だ。

[メイン] GM : 昔は天然温泉が有名な旅館街として名を馳せていたそうだが、
今この町で天然温泉というと「ぬくもり」というお店しか残っていない。

[メイン] GM : 「久遠亭」という定食屋がこの町にやって来てからは
お店の評判を聞きつけたグルメな観光客が増え、前より活気づいてきている。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 季節は冬。今日は日曜日。特に予定のないスフェイス卿は自宅にいた。

[メイン] GM : テレビやネットニュースでは「スーパームーン」の話題で持ちきりだ。

[メイン] GM : スフェイス卿は自室で何をしているだろうか。

[メイン] スフェイス郷 : ――スフェイス卿のアトリエ。

[メイン] スフェイス郷 : そこは一人の人間の自室にしては飾り気が無かった。
フラスコ等の実験器具、また異国の本や筆記具が手に取りやすいように整えられて置いてあるばかりだ。

[メイン] スフェイス郷 : スフェイス卿は机に向かって書き物をしている。
カッ。カカッ。

[メイン] スフェイス郷 : (そういえば……)
部屋に響く、ペンの先が紙面越しに机を叩く音が止まる。

[メイン] スフェイス郷 : (今日はスーパームーンだったか。カーテンくらい開けるべきかな?)

[メイン] スフェイス郷 : 椅子を引いて、伸びをしながら立ち上がる。
まずい体が硬くて変な音が出た。

[メイン] スフェイス郷 : 「……運動不足か」
カーテンに手をかける。

[メイン] GM : そのとき「ピンポーン」とインターフォンが鳴ります。

[メイン] スフェイス郷 : 「む」
開けようとした直前、その音に手が止まった。

[メイン] スフェイス郷 : 「なんとも……間が悪いことってあるもんだ」

[メイン] スフェイス郷 : 何となく、今からカーテンを開ける気にはならず、のっそりとした所作で玄関に向かった。

[メイン] スフェイス郷 : 「はいどうも」
玄関のドアを開く。

[メイン] : 「こんにちは。宅配便です。スフェイス卿さんのお宅で間違いなかったでしょうか?」

[メイン] スフェイス郷 : 「まさしく私だ……宅配便?覚えはないが」

[メイン] : 「こちらにサインか印鑑をお願いします」

[メイン] スフェイス郷 : はいはい、とさらさら手続きを済ませた。
知らない宅配物だが、スフェイス卿の知り合いにわざわざ前もってそういうことを知らせてくるような殊勝な人物はいないのであまり疑問にも思わなかった。

[メイン] : 「ありがとうございました」
それほど重くない小包を手渡すと、ぺこりとお辞儀をしてその場をあとにします。

[メイン] スフェイス卿 : 「お疲れ様」

[メイン] スフェイス卿 : 「大した重さはない……なんだ?」
配達員を見送ってから、しゃかしゃかと小包を振ったりしてみるも。

[メイン] スフェイス卿 : 「開ければ分かるか」

[メイン] スフェイス卿 : どの道開けるものだ。
小包の包装に手をかける。

[メイン] ウタ : 「たのも~~~~~~!!」
勢いよく扉をバン!

[メイン] 天江衣 : 「たのも〜〜〜〜〜〜!!!」
ぴょこぴょことリボンを揺らしながら

[メイン] スフェイス卿 : 「……」
開けようとした直前、その音に手が止まった。

[メイン] スフェイス卿 : 何……?
今日の私は何か開けようとすると邪魔される呪いにかかってるの?

[メイン] スフェイス卿 : (……この声は……)

[メイン] ウタ : 「スフェイス今日暇?一緒にどっか遊びに行かない?」

[メイン] 天江衣 : 「…どうしてそう不可思議な顔をする?解錠されたままの扉は開けられるのが万物の理だろう」

[メイン] スフェイス卿 : 「私が不思議な顔をしているのは……」
小包から顔を上げ。

[メイン] スフェイス卿 : 「お前たちが勝手に上がり込んできたことに関してがまず一つかな。衣にウタ」

[メイン] ウタ : 「あっ!もしかして取り込み中だった?」

[メイン] 天江衣 : 「お前の知り合いが態々入室に断りを入れると思うと?スフェイス」
可愛らしく笑う。

[メイン] スフェイス卿 : 「大した用事じゃあない」
「開き直るな。まあ、来たなら上がっていくといい。お茶でも出そう……」

[メイン] ウタ : 「お邪魔しま~す」
お邪魔した後に

[メイン] 天江衣 : 「うわ!感恩戴徳だ。お邪魔しま〜す」
「…それより、むしろ不思議なのは衣の方だ。迎え船とは珍しいな、衣はてっきり部屋の奥で何時もの操觚者を決め込んでいるかと思っていた」

[メイン] スフェイス卿 : やや疲れた様子で居間に行き、適当なお茶菓子を出す。

[メイン] スフェイス卿 : 「一人、客が来ていたんだ。客と言うほどでもないか……
 お前たちとは行き違いになったようだな」

[メイン] 天江衣 : 「客?」

[メイン] スフェイス卿 : 手に持った小包みを見せる。
邪魔されたので結局開封してない。

[メイン] ウタ : 「なにそれ?」

[メイン] スフェイス卿 : 「知らん。開けて確かめようとしていたところだ」

[メイン] スフェイス卿 : 「……大切なものかもしれないから中身は見るな、と言ったら聞くか?」

[メイン] ウタ : 「え~~~?」

[メイン] 天江衣 : 「それほどまでに大切なものを認知していないスフェイスが悪いだろうという他ないな!」

[メイン] 天江衣 : 身を乗り出して覗き込もうとする。

[メイン] スフェイス卿 : 「そう言うだろうと思っていた……」
諦めたような様子で、見やすいように包みを持つ。

[メイン] ウタ :


[メイン] スフェイス卿 : そして、包装を解く。
今度こそ邪魔は入らないだろう。

[メイン] GM : スフェイス卿が小包を開封すると中には直径20cmほどの水晶玉と
通信機のような、見たことのない機械が入っていました。

[メイン] スフェイス卿 : 「……これは……?」

[メイン] ウタ : 「水晶玉と…通信機?」

[メイン] ウタ : 「…あっ!もしかして!」

[メイン] スフェイス卿 : 「雑多というかなんというか。目的が見えないが」

[メイン] ウタ : 「ドラゴンボールじゃない!?」

[メイン] ウタ : 「何か見つけるための機械っぽいのあるし!」

[メイン] 天江衣 : 「……なんだそれは?」

[メイン] スフェイス卿 : 「本気でそう思うなら、残りの六つを探してくればいい」

[メイン] スフェイス卿 : 「えっ。知らないのか」

[メイン] 天江衣 : 「……い、いや!知っているぞ!」

[メイン] ウタ : 「……」
じーっ

[メイン] 天江衣 : 「…………」
視線を逸らす。

[メイン] 天江衣 : 「そ、それより…!本当に心当たりはないのか?スフェイス」

[メイン] スフェイス卿 : 「……良ければ、今度読みに行こう」
「ああ、中身にも送り主にも覚えが無い」

[メイン] ウタ : 「う~ん…」
正体不明の機械を物珍しそうにみる

[メイン] ウタ : 目星したい

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] ウタ : CCB<=90 (1D100<=90) > 85 > 成功

[メイン] GM : 何かしらの携帯計測機のように見えます。
ボタンの類は一切なく、モニターには空のメーターが表示されています。

[メイン] ウタ : 「なにかの計測機…?」
やっぱり私が言ってた事あながち間違っては無いのでは?

[メイン] 天江衣 : 「だとしても、起動のボタンもなければ益体無しというものだが…」
じゃあ水晶玉は衣が眺めよう

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] 天江衣 : ccb<=70 目星 (1D100<=70) > 2 > 決定的成功/スペシャル

[メイン] 天江衣 :

[メイン] スフェイス卿 :

[メイン] ウタ :

[メイン] GM : ダークグレーの色をしており、とてもきれいな水晶玉です。
覗き込むと衣の顔が鮮明に映り込みます。

[メイン] GM : そしてその時です

[メイン] GM : 突如として、探索者たちの脳内にこんな声が響いてきます。

[メイン] : (…えて…すか……………私の声が…聞こ…ていますか…)

[メイン] : (今…あなたの心に直接話しかけています…聞こえたら返事をしてください…)

[メイン] GM : どこからともなく響いてくる声に探索者はあたりを見渡しますが、
当然声の主と思われる人物を見つけることはできません。

[メイン] スフェイス卿 : 「……!?」
当然、二人のものでもないだろう。
機械からしているとも思えない。

[メイン] スフェイス卿 : 「……聞こえている」

[メイン] 天江衣 : (……昏鐘鳴の音か?)

[メイン] ウタ : 「……!?」
「えっ!?もしかして皆も…!?」

[メイン] 天江衣 : じっと水晶に映る自分の顔を覗き込んでいる。

[メイン] GM : 衣は<アイデア>どうぞ!

[メイン] 天江衣 :

[メイン] ウタ :

[メイン] スフェイス卿 :

[メイン] 天江衣 : ccb<=35 (1D100<=35) > 24 > 成功

[メイン] GM : 衣は状況からそれとなく理解してしまうでしょう。
この声は決して人から発せられているものではない。
探索者たちの脳内に直接語り掛けているのはこの水晶玉なのだと。

[メイン] GM : こうした非現実性を理解してしまった衣はSANc(0/1d4)

[メイン] 天江衣 : ccb<=40 SAN (1D100<=40) > 27 > 成功

[メイン] 水晶玉 : (……!どうやら気づいてもらえたようですね)

[メイン] ウタ : 「まだ聞こえる…気付いたって…?」

[メイン] 天江衣 : 「ふん……声の主が人ならざる者ならば、冀うは自らの生か、あるいは我らの死か?」

[メイン] 天江衣 : 水晶玉を掲げて皆に見えるようにする。

[メイン] スフェイス卿 : 「……あー……つまり、声の主はこの水晶玉だと」

[メイン] 天江衣 : 「……。理解が早くて助かる」

[メイン] ウタ : 「……」

[メイン] ウタ : 「え~~~~~~~!?」

[メイン] スフェイス卿 : 「まあ、こういうこともあるだろう」
超速理解

[メイン] スフェイス卿 : ccb<=60 (1D100<=60) > 93 > 失敗

[メイン] スフェイス卿 : 1d4 (1D4) > 3

[メイン] system : [ スフェイス卿 ] SAN : 60 → 57

[メイン] ウタ : CCB<=35 (1D100<=35) > 33 > 成功

[メイン] スフェイス卿 : 「さて。衣も言及したことだが、お前に何の目的があるかは私も気になるところだ。お前は何者だ?何の理由があってアポも取らずに人の家に転がり込んだんだ」

[メイン] 天江衣 : うんうんと頷いて様子を伺う。

[メイン] スフェイス卿 : うんうん頷いてるけど、アポ無しで来たのはこいつらも一緒……

[メイン] ウタ : 「本当に文字通り転がり込んできたね」

[メイン] 水晶玉 : (……む!ずいぶんな言いようですね。私はあなた達人類を救うために来たというのに)

[メイン] ウタ : 「え?」

[メイン] スフェイス卿 : 「どういう理由があろうが、ここは私の家だ。上がるなら”お邪魔します”の一言くらい言ってくれ」

[メイン] 水晶玉 : (……お邪魔します)

[メイン] 天江衣 : 褒めるように水晶玉のてっぺんを撫でる。

[メイン] スフェイス卿 : 「ああ。よく来た、お客人」
お茶を汲んで水晶玉の前に置いた。

[メイン] ウタ : (飲むのかな…)

[メイン] 水晶玉 : (な、撫でられても気を許す気はありませんよ?)

[メイン] 水晶玉 : (…申しわけありません。お茶は飲めませんが、お気遣いありがとうございます)

[メイン] スフェイス卿 : 「良いよ。客人にはお茶くらい出すのが私のルールだってだけだ」
話を聞く姿勢になる。

[メイン] ウタ : 「そういえば世界滅亡ってどういう…?」

[メイン] 天江衣 : くすりと笑いつつ
「…畢竟するに、其方は救世の闡提を全うしに訪ねたと…つまり、そういうことだな?…しかし、衣たちは現にこうして頗る付きの平和を謳歌しているわけだが」

[メイン] 水晶玉 : (はい。それでは本題に移らせて頂きますね。……単刀直入に言いましょう。今夜、地球は滅びます)

[メイン] 天江衣 : 「……。」

[メイン] 天江衣 : 「……ちょっと待て!徒疎かが過ぎる!」

[メイン] 水晶玉 : (私も本来ならもっと早く人類の助けに向かうべきだったのですが、色々あってようやく来られた状態でして…)

[メイン] スフェイス卿 : 「いや、待て待て。こちらが気になっているのはそこではなく……地球の滅亡だと?」

[メイン] ウタ : 「きょ…今日…」
余りにも急な話過ぎて困惑している

[メイン] 水晶玉 : (はい。滅亡します)

[メイン] 天江衣 : 「そ、そうだ!やにわに超巨大隕石でも墜落するとでも!?」

[メイン] 水晶玉 : (……申し訳ないのですが、滅亡に関しての詳しい内容を話すことは出来ません)

[メイン] 天江衣 : むむむ、と水晶玉と睨めっこをする。

[メイン] スフェイス卿 : とりあえずお茶飲んだ。グビッ!

[メイン] ウタ : 「待ってよ急にそんなこと言われたって…」
「第一内容知らなくちゃ私達だって何もできないよ…」

[メイン] 水晶玉 : (み、見つめられても言えないものは言えません!)

[メイン] スフェイス卿 : 「まあ、この水晶玉氏にも事情はあるのだろう。無理に聞き出そうとしても時間の無駄だ……」

[メイン] 天江衣 : 「……ああ。拠無い…としても、尚更衣たちにどうしろって言うんだ」

[メイン] スフェイス卿 : 「わざわざ私たちの元に来た、その理由があるのか?ひとまず話せることを話してくれ」

[メイン] 水晶玉 : (滅亡の内容は話せませんが、阻止する方法はあります。私と同封されてる機械がありましたよね?)

[メイン] ウタ : 機械の方に目をやる

[メイン] 水晶玉 : (その装置は私の友人に作って貰ったもので、私にエネルギーを溜めることができる装置です)

[メイン] 水晶玉 : (エネルギーが最大値まで溜まれば、私の力で滅亡を阻止することができます)

[メイン] ウタ : 「そのエネルギーってどうやって溜めるの?」

[メイン] 天江衣 : ウタのそばの機械と水晶玉を交互に見ながらこくこくと頷く。

[メイン] 水晶玉 : (この機械を作った友人は「人間同士の関わり合い」について熱心に研究をしており、私にこの機械を託してくれるときなんだかとても難しい研究成果について、くどくどと聞かせてくれました)

[メイン] 水晶玉 : (途中から記憶が曖昧なのですが…人間の感情がどうとか…人間を「降伏」させろとか…そんな感じだったと思います)

[メイン] 水晶玉 : (私も溜める方法がわかっていないのですが、きっとこのメーターを溜めるためにあなたたちが自身の足で人間と接触し、なんらかのアクションを起こす必要があると思っています)

[メイン] スフェイス卿 : 「学者の端くれとしては、むしろその機械と友人に興味があるけども……」

[メイン] 天江衣 : 「『降伏』……不逞の輩と軛を争えとでも言うのか?」

[メイン] ウタ : 「よく分かんないけど要するに友情パワー!…みたいな感じなのかな?」

[メイン] 水晶玉 : (私には良くわかりません。しかしあなた方だけが頼りなのです。どうか、エネルギーをお願いします)

[メイン] ウタ : この時点で一旦メーターを見る
増減してる気配有りそう?

[メイン] 機械 : 0でーす

[メイン] スフェイス卿 : 悲しいだろ

[メイン] ウタ : 🌈

[メイン] 天江衣 : 悲しいな…

[メイン] スフェイス卿 : 「……で、おおよそ話は分かったな。後はこの水晶玉を信じ、行動するか否かというわけだ」

[メイン] ウタ : 「う~ん…」

[メイン] 天江衣 : 「う〜〜ん…もともと衣は遊ぶつもりでウタと一緒に来たわけだし、吝かでは無いが」

[メイン] ウタ : 「いいんじゃない?どの道暇でしょ?」

[メイン] スフェイス卿 : 「ウタお前、私を暇人だと思っているんだな?」

[メイン] 天江衣 : 「違うのか?」

[メイン] ウタ : 「でもなァ…部屋にこもってると不健康になるよなァ…」

[メイン] スフェイス卿 : 「ふ……」
意味深に微笑

[メイン] ウタ : 「だから折角だし外行かない?」

[メイン] スフェイス卿 : 「はあ……いいだろう。実際のところ、私も興味が無いということはないのだ」
機械と水晶に目をやり。
これに好奇心を動かされないなら、私は腰を悪くするくらい日々机に向かい合ってない。

[メイン] ウタ : 「いえ~い!」

[メイン] 天江衣 : 「イェ〜イ!」

[メイン] スフェイス卿 : 「いぇ~い。」

[メイン] スフェイス卿 : 意味深に水晶玉を見る。

[メイン] 水晶玉 : (……人は疑り深く、私の話など信じてくれないと思っていましたが、考えを改めなければいけませんね)

[メイン] 水晶玉 : (先ほどの非礼を詫びます)

[メイン] 水晶玉 : (皆さん。よろしくお願いします)

[メイン] ウタ : 「よろしく!……あっ」

[メイン] ウタ : 「そういや名前聞いて無かったね」

[メイン] 天江衣 : 「衣もつっけんどんな態度を……ああ、そうだったか」

[メイン] スフェイス卿 : 「非礼はお互い様だ。こちらも名乗っていなかったな。
 私はスフェイス、ただの学者だ」

[メイン] ウタ : 「私はウタだよ、貴方は?」
水晶に名前を聞く

[メイン] 天江衣 : 「衣は衣!天江衣だ!」

[メイン] 水晶玉 : (わかりました。スフェイスさん、ウタさん、衣さん)

[メイン] 水晶玉 : (私の名前はジュ……いえ、知らない方がいいでしょう。お好きに呼んでください)

[メイン] スフェイス卿 : 「わかった、じゃあスイショーダマだな」

[メイン] ウタ : 「う~ん謎が多い…」

[メイン] ウタ : 「いやそれはそのまんま過ぎない…?もっとこう…」

[メイン] スフェイス卿 : 「文句があるなら代案を提示すること」

[メイン] 天江衣 : 「素敵滅法なネーミングだな、スフェイス卿」

[メイン] ウタ : 「そうだなあ…なんかジュって言いかけてたから…ジュ…ジュ…」

[メイン] スフェイス卿 : 「今のところ2対1のようだが……?」

[メイン] ウタ : 「…あっ!そういえば今日スーパームーンだっけ?」

[メイン] ウタ : 「じゃあそんな日に来たからスーパームーンでどう?」
丸いし

[メイン] 水晶玉 : (……私は名前などに意味はないと思っていましたが、意味を込めて名付けたりと、人の考えは面白いですね)

[メイン] スフェイス卿 : 「衣はどう思う?私の味方だな?」

[メイン] 天江衣 : 「じゅ……じゅ……」
しばらく考え込んで

[メイン] 天江衣 : 「……珠珠(ジュジュ)はどうだ?」
珠みたいだし。

[メイン] ウタ : 「……!」

[メイン] ウタ : 「いいねそれ!そうしよう!」

[メイン] スフェイス卿 : 「えっ。私のスイショーダマは?」

[メイン] 天江衣 : 「えっ?」

[メイン] ウタ : 「……」

[メイン] スフェイス卿 : 「……す、スイショーダマ?」
水晶玉に呼びかける。
私のネーミングが正しければ…応えるだろう。

[メイン] 水晶玉 : (……ふふふ。本当に面白いです。どれも私のために名付けてくれたのですよね)

[メイン] 水晶玉 : choice スイショーダマ スーパームーン 珠珠 (choice スイショーダマ スーパームーン 珠珠) > スーパームーン

[メイン] 水晶玉 : (そうですね。それではウタさんのスーパームーンをもらいましょうか)

[メイン] スフェイス卿 : 「なんだと……ッ!?」

[メイン] ウタ : 「!」

[メイン] 天江衣 : 「おお!さすがウタだ!」

[メイン] 天江衣 : ぱちぱちと手を叩く。

[メイン] ウタ : 「エヘヘ…じゃあよろしく!スーパームーン!」

[メイン] スーパームーン : (はい。改めてよろしくお願いします)

[メイン] スフェイス卿 : 「おのれ……だが、祝福しよう」
ぱちぱち

[メイン] スフェイス卿 : 「さて……」

[メイン] スフェイス卿 : 「人と関わるのが必要だったか。それなら、人が集まる場所が好都合だろうけど」
どこへ行ったものか。と、機械を見つつ思案した。

[メイン] ウタ : 「ここら辺で人が集まるのは…ぬくもりぐらい?」

[メイン] 天江衣 : 「最近できた定食屋もあるな。衣はまだ行ったことないからちょっと気になってるぞ」

[メイン] ウタ : 「あ、いいね定食屋」

[メイン] スフェイス卿 : 「あるいは、風任せというのも悪くない。まずは小さな旅の始まりとして、外に出るとしよう」

[メイン] 天江衣 : 「ふむ…スーパームーンと一緒の温泉はいい湯治になりそうだ、磁気刺激的なもので」

[メイン] 天江衣 : 「わかった!」

[メイン] ウタ : 「GOGO!」

[メイン] GM : こうして探索者たちスーパームーンとの出会いを経て
メーターのエネルギー集め…ないしは地球滅亡を阻止するために
身支度を整え、町へと繰り出すのでした。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ここからは岩戸町市街地の探索となります。
以下が探索可能ポイントとなります。

[メイン] GM : ・宝石公園
・岩戸デパート
・天然温泉「ぬくもり」
・定食屋「久遠亭」
・岩戸漁港

[メイン] 天江衣 : 「ふむ……」
地図を広げて

[メイン] 天江衣 : 「人が多いのが良いなら…ここだな。何より衣たちは身一つだ、逍遥に先んじて身支度を整えたほうがいい」

[メイン] 天江衣 : そう言って【岩戸デパート】を指す。

[メイン] スフェイス卿 : 「ふむ……」

[メイン] スフェイス卿 : 「……何か買いたいものでも?」

[メイン] ウタ : 「まあそう言われると特に思いつかないけど…」

[メイン] ウタ : 「でもまあ…何あるのか見るだけでも楽しいし!」

[メイン] 天江衣 : 「ああ。そういうものだ、スフェイス…そちらのスーパームーンの飾り付けもできるしな」

[メイン] スーパームーン : (……飾り付け…?)

[メイン] スフェイス卿 : 「飾り……付け……?」

[メイン] ウタ : 「成程飾りつけ…」

[メイン] ウタ : 「確かにこのままだと味気ないしねえ」

[メイン] 天江衣 : 「……スフェイスの暗愚魯鈍!」
ウタの方にうんうんと首を振る。

[メイン] スフェイス卿 : (わ、私が悪いのか……?)

[メイン] 天江衣 : 「旁以て!案ずるより向かうが先だ!」

[メイン] 天江衣 : そのままデパートの方に半ば強引にスフェイス卿の手を引こうとする。

[メイン] スフェイス卿 : 「おうふ」
これが、若さ……!
わたわたと引っ張られるのだった。

[メイン] ウタ : 「ではしゅっぱーつ!!」
2人の前を走る

[メイン] GM : 岩戸デパートは岩戸町最大の総合ショッピングモール。
今日は日曜日なのもあり、多くのお客さんで賑わっています。

[メイン] スーパームーン : (色とりどりの人間が徘徊していますがここは一体…?)

[メイン] スフェイス卿 : 「これは、お洒落というものだが。私から説明するより、二人が説明した方がいいか?」

[メイン] ウタ : 「ここはデパートだよ、ここには色々売ってるの」

[メイン] 天江衣 : 「ふむ。すぱむんはデパートを存じ上げないのか?」

[メイン] スーパームーン : (はい。地球へ来たのはつい最近で、暗い箱の中で一人ずっと寂しく…)

[メイン] ウタ : 「そうだったんだ…」

[メイン] スーパームーン : (……はっ、私はなにを!?)

[メイン] スフェイス卿 : (そういえば包装振っちゃってたな……すまん)

[メイン] 天江衣 : 「なるほど…よし!気に召す色はあるか?」
小さなリボンをいくつか抱えて走ってくる。

[メイン] スーパームーン : (それにしても、ここには人間の作ったものがたくさん並んでいるのですね!興味深い!)

[メイン] スーパームーン : (私の友人がこの光景を見たら目を丸くするでしょう……と、衣さんそれは?)

[メイン] 天江衣 : 「おしゃれだ!」

[メイン] スーパームーン : (……?おしゃれ?)

[メイン] 天江衣 : リボンをふりふりと振りながら、ウタの方をちらりと見る。

[メイン] ウタ : 「服とか着替えたりして見た目よくするんだよ!」
「リボンかあ…それもいいけどこういうのとかどう?」
なんか近未来っぽい見た目の三角を持ってくる

[メイン] 天江衣 : 「ぐ……!審美眼……!」

[メイン] スーパームーン : (なるほど、もしかしてそれらは私のために?)

[メイン] ウタ : 「うん、今のままだと普通の水晶玉と見た目変わらないじゃない?」

[メイン] ウタ : 「だからそこに変化をつけて楽しむのがおしゃれ!スーパームーンは気に入ったのとかある?」

[メイン] スーパームーン : (そうですね……)

[メイン] スーパームーン : (では、リボン?は衣さんのつけているものと同色の赤色のものと、ウタさんが持っている三角形のものどちらも興味深いですね)

[メイン] 天江衣 : ちょっと誇らしげにする。

[メイン] ウタ : 「じゃあ一緒につけてみよう!」

[メイン] 天江衣 : 「妙案だ!」

[メイン] スフェイス卿 : ゴテゴテにならないか?とか思ってるが、静観。

[メイン] ウタ : 「あっでもつきっぱなしだと困ることもあるかもしれないから…」
剥せて強力なタイプの両面テープ買ってくる

[メイン] スフェイス卿 : 「テープで付ける気なのか!?」

[メイン] ウタ : 「え?」

[メイン] 天江衣 : 「え…?」

[メイン] ウタ : 「でもボンドで付けたら一生残らない…?」

[メイン] スフェイス卿 : 「いや……そもそも、接着する気だったことに私は驚いている」

[メイン] ウタ : 「いや…だって…」

[メイン] ウタ : 「リボンはそれでも大丈夫だけど三角は粘着しないと無理だし…」

[メイン] スフェイス卿 : 「仮にも女性のお洒落だぞ。テープはないだろう……」
「三角はリボンに付ければいいだろ!」

[メイン] 天江衣 : 「……聞くべきか逡巡していたが、そもそもその三角はなんなんだ?」

[メイン] ウタ : 「え~っと、完成図的には…」
三角をスーパームーンの横に置き…

[メイン] ウタ : ◀●▶

[メイン] ウタ : 「ほら、一気にSFにも出てきそうな感じしない?」

[メイン] スフェイス卿 : 「SFに出す気なのか」

[メイン] スフェイス卿 : 「……出す気なのか!!」

[メイン] ウタ : 「た…例えばだよ~~~」
「でも丸だけより見栄えすると思うんだけどなあ」

[メイン] スフェイス卿 : 「衣を見習え……」
兎耳みたいなリボンを見る。こういうのでいいんだよ。

[メイン] 天江衣 : ぴょこぴょこ。

[メイン] スフェイス卿 : こういうのだよ。

[メイン] ウタ : 「そっかあ…」
ションボリ

[メイン] スーパームーン : (き、気を落とさないで下さい。私は気に入っていますから)

[メイン] 天江衣 : 「ああ!そう項傾すな、衣もウタの三角好きだぞ!」

[メイン] ウタ : 「ううっ…ありがとう二人共…」

[メイン] 天江衣 : 「……!」

[メイン] 天江衣 : 「そうだ!ウタが今しがたやってるそれみたいにすればいいんじゃないか?」

[メイン] 天江衣 : ヘッドフォンを指して。

[メイン] スフェイス卿 : 「そうだな……それは良さそうだ」

[メイン] ウタ : 「!」

[メイン] ウタ : 「そっか!その手があった!」

[メイン] ウタ : それを聞いて荷物からゴソゴソ……

[メイン] ウタ : 「はいこれ」
スペアのヘッドホン

[メイン] スーパームーン : (それは…?)

[メイン] ウタ : 「私のこれのスペア、これなら…」
スーパームーンにヘッドホンを取りつけ

[メイン] ウタ : 「……うん!落ちないし完璧!」

[メイン] スーパームーン : (ありがとうございます。おそろいですね)

[メイン] 天江衣 : 「衣もお揃いだぞ!」
うさぎの耳のように縦に伸びたリボンを装着させる。

[メイン] スーパームーン : (はい。衣さんともおそろいです)

[メイン] ウタ : 「エヘヘ…そうだね!おそろい!」

[メイン] スフェイス卿 : (意味深に仲間外れ)
「さて、買うものは決まったな?会計に行こうか。立ち話をしすぎた」

[メイン] 天江衣 : こくこく。
(……スフェイスもリボンが御所望だったのか…?)

[メイン] GM : そんな会話をしているところで、<目星>または<聞き耳>どうぞ!

[メイン] ウタ :

[メイン] 天江衣 :

[メイン] 天江衣 : ccb<=70 聞き耳 (1D100<=70) > 64 > 成功

[メイン] ウタ : CCB<=90 目星 (1D100<=90) > 73 > 成功

[メイン] スフェイス卿 : ccb<=90 (1D100<=90) > 26 > 成功

[メイン] GM : 探索者たちはふと頭を抱えて唸っている男性に気が付きます。

[メイン] オーナー : 「うう~うううう~…どうすればいいんだぁ~…………」

[メイン] GM : 男性は頭を抱えながらブツブツと何か独り言をしています。

[メイン] GM : 岩戸町住民の探索者たちはどこかで見覚えがあることでしょう
何故なら彼は岩戸デパートのオーナーで、ちょっとした有名人だからです。

[メイン] スーパームーン : (面白そうな人間ですね…少し声をかけてみませんか?)

[メイン] スフェイス卿 : 「アレはこのデパートのオーナーだな」

[メイン] ウタ : 「あれ?どうしたのオーナー?」
いつの間にか声かけてる

[メイン] 天江衣 : 「どうした?呻吟の様相のようだが」

[メイン] スフェイス卿 : (判断が早い!)

[メイン] オーナー : 「なんじゃお主たち、私の今世紀最大の悩みを聞いてくれるのかね?」

[メイン] スフェイス卿 : (すごいな……一言目で面倒そうなのが分かる)

[メイン] ウタ : 「う~ん、まあとりあえず聞くだけなら」

[メイン] 天江衣 : 「衣もそれに賛成だ」

[メイン] オーナー : 「お主たち、今日は何の日か知っているかね?」
探索者たちに問います。

[メイン] ウタ : 「え~っと世…スーパームーンだっけ?」
危うく言いそうになったが留めた

[メイン] オーナー : 「そうじゃ!スーパームーンじゃ!世間を賑わすスーパームーン、特に今日は20年に一度と言われているウルトラムーンらしいのじゃ!」

[メイン] オーナー : 「こんなの、デパートオーナーとしては何かイベントを催すしかないじゃろ!」

[メイン] 天江衣 : (……なら世紀に五度くらいの悩みじゃないのか?)

[メイン] ウタ : 「確かに、今何かイベントやれば人いっぱい来そうだね!」

[メイン] ウタ : 「…それで悩みって?」

[メイン] オーナー : 「私もそう思って、用意したんじゃが…しくじった…やっちまったんじゃあああ…今日に合わせて作った「ウルトラムーンまんじゅう」…ぜんっぜん売れてないのじゃよ…見てくれいこの在庫の山をぉ…」
オーナーはそういうとある方向を指さします。

[メイン] GM : そこにはチョモランマのように積みあがった大量の黄色いまんじゅうがあります。

[メイン] ウタ : 「うわあ…」
なこ
にん

[メイン] 天江衣 : 「……御愁傷様だな?」

[メイン] スフェイス卿 : 「流行に敏感な一般人なら買ってもおかしくなさそうだが。なんでこんな不良在庫のヒマラヤ山脈が……」

[メイン] オーナー : 「私はいったいどうすれば…どうすればいいんじゃあああ…!!!!」

[メイン] オーナー : 「なぁお主たち…お主たちなら何かひらめかないか?この窮地を脱する名案…僥倖…突破口…ッ!!!頼むよ~私に知恵を授けてくれぇ~い…オーイオイオイオイオイ…」

[メイン] ウタ : 「そう言われてもぉ…」

[メイン] ウタ : 「あっこれ一つ貰っていい?」
見てたら小腹空いた

[メイン] オーナー : 「ああ、構わんが…」

[メイン] 天江衣 : 「あ、衣も!」
そのまま手に取る

[メイン] ウタ : 「うわ!ありがとう!」

シャ

シャ

[メイン] スフェイス卿 : 料金を確認してる。にぃ掛けで……

[メイン] 天江衣 : 1d100 自分好み度 (1D100) > 48

[メイン] 天江衣 : 「……そこそこだな!」モシャモシャ

[メイン] ウタ : 1d100 味 (1D100) > 70

[メイン] ウタ : 「結構うまいじゃん、そんなに売れないって事も無いと思うけど…」

[メイン] スーパームーン : (どうやらこの人間はとても困っている様子ですね)

[メイン] オーナー : 「そうなんじゃがのう…何を間違ったのか客があまり来ないのじゃ」

[メイン] ウタ : 「(私達に出来ることあるかな)」
スーパームーンにひそひそ話で

[メイン] 天江衣 : 「んー…まんじゅうでしょ?」

[メイン] 天江衣 : 「そっちの温泉の方でなら、温泉饅頭として売れるんじゃないか?」

[メイン] ウタ : 「……!」

[メイン] ウタ : 「成程!販路変更!」

[メイン] スフェイス卿 : 「それは良い考えだが。温泉の方と交渉出来るのか?」

[メイン] オーナー : 「ふ~む。たしかに良い考えじゃが…温泉側にも許可を取らねばいけないからのう」

[メイン] 天江衣 : 「むむ……」
少し頬を膨らませる

[メイン] ウタ : 「そこら辺は大丈夫じゃない?」

[メイン] ウタ : 「だってここには交渉のプロがいるもの!」

[メイン] ウタ : 「ねえ!そうでしょ!」

[メイン] ウタ : 「”オーナー”!!」

[メイン] オーナー : 「えっ、私…?」

[メイン] スフェイス卿 : 「……商談をするなら、確かにオーナーが出るのが最も話が早いな」

[メイン] ウタ : 「だって今まで仕入れや何やらでなるべく安い物を手に入れたりいろんな人と話をつけたりそういう事してた人でしょ?」

[メイン] ウタ : 「ならオーナーが一番適任だよ!頑張って!」

[メイン] 天江衣 : 「……ふむ。理路整然としている」

[メイン] オーナー : 「ふむ…たしかにそう言われるとそうじゃが…」

[メイン] オーナー : 「まずは連絡を取ってからじゃな」

[メイン] オーナー : そういうとスタッフルームに消えていきます。

[メイン] オーナー : 数分後、肩を落とした姿で戻ってきます。

[メイン] スフェイス卿 : 「結果は……聞かない方が良さそうだな」

[メイン] 天江衣 : 「……頬返しが付かぬ」

[メイン] ウタ : 「あちゃ~……」

[メイン] オーナー : 「ああ。連絡を取ってみたのじゃが、今日は入湯出来ずお客が入っていないんじゃと。明日なら大丈夫と言っておったが…」

[メイン] スフェイス卿 : 「スーパームーンは今日だけだものな」

[メイン] ウタ : 「……えっ?入湯できない?」

[メイン] 天江衣 : 「……入湯できないだと?」

[メイン] オーナー : 「詳しくは聞かんかったが、そういうことらしいのじゃ」

[メイン] ウタ : 「何があったんだろう…?ちょっと行ってみる?」
皆に対して

[メイン] 天江衣 : 「いや、弖爾乎波が合わない…!スーパームーンなんてイベントで意図的に入湯を締め切る理由がない…」

[メイン] 天江衣 : 「ああ、衣も賛成だ」

[メイン] スフェイス卿 : 「また問題に首を突っ込む気なのか?」

[メイン] ウタ : 「まあそう言わずにさ~可哀想じゃ~ん」
スフェイスに肩を組み

[メイン] スーパームーン : (どちらにしろ、私たちは何か人間同士の関わり合いを起こさねばならないのですから行ってみるべきかと)

[メイン] ウタ : 「(それにもしかしたら世界の滅びも食い止めるきっかけになるかもしれないし)」
コソコソ話で

[メイン] 天江衣 : 「湯に突っ込むのは首から下だぞ、スフェイス卿」
乗っかるように後ろからもたれかかる

[メイン] スフェイス卿 : 「……ああ、わかったわかった!一切合切わかった!だからその慣れ慣れしいのをやめろ!」
じたばた

[メイン] ウタ : 「わっとと…」
「もう、恥ずかしがり屋さん♥」

[メイン] スフェイス卿 : 「それなら、その突っ込みたがり屋から足を洗えとでも言いたくなるが……」
オーナーに饅頭三つ分の料金を払って、在庫の山から饅頭を1個貰う。

[メイン] オーナー : お買い上げありがとうございますとお礼を述べる。

[メイン] スフェイス卿 : 「そして、お前たちも何も考えていないわけではないのも分かった……。
 行くなら行くぞ」

[メイン] 天江衣 : 「おお!懐が広いな、衣は嬉しい」

[メイン] ウタ : 「善は急げ!いこいこ~~!!」
温泉まで走り去る

[メイン] 天江衣 : ……ここに留まるよりは、行動を起こすに越したことはないしな。

[メイン] 天江衣 : 「待て!衣が一番風呂だぞ!」
ウタを追いかけて走っていく

[メイン] スフェイス卿 : 「おい待て!私の老体に鞭打たせる気か……!」
鈍りまくりの体を頑張って走らせる

[メイン] GM : 天然温泉「ぬくもり」は岩戸町唯一にして最大の温泉施設です。

[メイン] GM : 探索者たちが入り口の暖簾をくぐると、見張り台で頬杖を突く番頭のおばあちゃんがいました。

[メイン] 番頭さん : 「いらっしゃい…といいたいところだけど、悪いねぇお嬢ちゃんたち…今日は入湯できないんだよ」

[メイン] ウタ : 「おばちゃ~ん!何か今日休みって聞いたけどどげんしたの?」

[メイン] スフェイス卿 : 「ぜぇ……ぜぇ……」
瀕死でその辺の椅子に倒れてる。

[メイン] 天江衣 : 「うん!そう聞いたから来たんだ衣たちは!」

[メイン] 番頭さん : 「おや?そうなのかい。実はねぇ、じいが腰をいわしてしまってね、風呂掃除ができていないんだ」

[メイン] 番頭さん : 「表の暖簾も下ろしたいけどあたしゃ椅子から立てなくてね…この有様じゃ」

[メイン] 番頭さん : 「明日は孫が来て手伝ってくれるんけれど、今日は若手が足りなくてねぇ…困ったね…」

[メイン] ウタ : 「あ~…」

[メイン] 天江衣 : 「……ウタ!」

[メイン] スーパームーン : (なんだか人間の長老が困り果てているようですが…)

[メイン] スフェイス卿 : (気持ちが分かりすぎる)
椅子から立てない人二号

[メイン] ウタ : 「じゃあ!私達が手伝うよ!」

[メイン] 天江衣 : それに同意するようにぴょんぴょんと跳ねる。

[メイン] 番頭さん : 「お嬢ちゃんたちがかい?それは助かるけど、本当にいいのかい?」

[メイン] ウタ : 「いいよ~!」
「た~だ~し~」

[メイン] ウタ : 「手伝うから温泉タダで入らせて!後牛乳も1本!」

[メイン] 番頭さん : 「ええよええよ。それじゃよろしく頼むとしようかねぇ」

[メイン] ウタ : 「うわ!ありがとう!」

[メイン] スーパームーン : (ふむふむ。困っている人間に手を差し伸べる、とても興味深い)

[メイン] GM : ここからはお風呂掃除のイベントが始まります。

[メイン] 天江衣 :

[メイン] スフェイス卿 :

[メイン] ウタ :

[メイン] GM : 探索者は何か掃除できそうな技能を見繕い5回振っていただきます。
成功の数に応じて、浴場がとてもピカピカになるでしょう。

[メイン] ウタ : 芸術:音楽でミュージカル調に掃除しよう

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] ウタ : CCB<=90 芸術:音楽 (1D100<=90) > 43 > 成功

[メイン] GM : ウタはリズム良く掃除をしていきます。

[メイン] ウタ : 「~♪」

[メイン] 天江衣 : ……よし!小柄な体躯とDEXを活かして滑りながら掃除するぞ!

[メイン] GM : どうぞ!
DEX*5で

[メイン] 天江衣 : ccb<=12*5 DEX (1D100<=60) > 2 > 決定的成功/スペシャル

[メイン] スフェイス卿 :

[メイン] 天江衣 :

[メイン] GM : 衣は掃除をするために生まれてきたのではないかといった技術で、ピカピカにしていきます。
3回成功でいいです。

[メイン] 天江衣 : 「ふんふんふ〜ん♫」

[雑談] system : [ 天江衣 ] クリティカル : 1 → 2

[メイン] スーパームーン : (すごいですね。どんどん綺麗になっていきます)

[メイン] スフェイス卿 : 「マッサージチェア、あと2分残ってたんだが………………」

[メイン] スフェイス卿 : なぜ私はモップを持って浴場にいるのか。

[メイン] スフェイス卿 : 仕方ないな

[メイン] スフェイス卿 : 私の掃除を見せてやる

[メイン] スフェイス卿 : 目星で汚れを見つける 来い

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] スフェイス卿 : ccb<=80/2 弱視 (1D100<=40) > 81 > 失敗

[メイン] スフェイス卿 : 弱視が無くても失敗で悲しいだろ

[メイン] スフェイス卿 : 「ん~」
どこに目がついてるか分からないような雑な掃除!

[メイン] スーパームーン : (スフェイスさん、その辺りがまだ汚れていますよ)

[メイン] スフェイス卿 : 「ん、こっちか」
反対方向の床を磨き始める

[メイン] スーパームーン : (いや、逆方向です。何やってるんですか~!)

[メイン] スフェイス卿 : 「水晶玉に”その辺り”と言われてもどの辺りか分かるかァ!」
ゴシゴシゴシ

[メイン] スーパームーン : (私に手があればちゃんと教えられるのですが…)

[メイン] GM : そんなこんなで掃除イベント終了です。

[メイン] 番頭さん : 「いやぁ、おかげで助かったよ!表の暖簾も下ろさずに済みそうじゃ」

[メイン] 番頭さん : 「…今日は観光に来ているお客さんがたくさんいるみたいじゃからのう…あたしゃ稼ぎ時に稼げないのはちぃと癪に障るからの!」

[メイン] 番頭さん : 「約束通り、一番風呂はいっとくれ」

[メイン] ウタ : 「ありがと~!丁度疲れてた…」

[メイン] ウタ : 「あっ!そうだおばちゃん!」

[メイン] 天江衣 : 「ああ!おばちゃん素敵滅法だ!」

[メイン] ウタ : 「オーナーさんによろしくね!」

[メイン] 番頭さん : 「うん?どうかしたかい?」

[メイン] スフェイス卿 : 「ありがたい……」

[メイン] 番頭さん : 「…ああ、さっき電話があったのう」

[メイン] 天江衣 : 「おっと、そうだった…!衣からもお願い!」

[メイン] 番頭さん : 「折り返し電話しとくよ。お嬢ちゃんたちはゆっくりして行きな」

[メイン] ウタ : 「は~い!」

[メイン] スフェイス卿 : 「そうさせてもらおう」
「…………」

[メイン] スフェイス卿 : 意味深に機械を確認

[メイン] 天江衣 : 「やった〜!」

[メイン] system : [ 機械 ] ??? : 0 → 20

[メイン] スフェイス卿 : 「……針が動いている……」

[メイン] スーパームーン : (…!メーターがたまっているではありませんか!)

[メイン] スーパームーン : (私があれだけいろいろ試してダメだったのに…こんなにも容易く…あっさりと…)

[メイン] スフェイス卿 : 「はあ、妙だと思ったらそういうことか……」

[メイン] スーパームーン : (ぐ…あなたたちは一体どんな魔術を使ったのですか?ちょっと悔しいです…うー…)

[メイン] ウタ : 「フフ~ン、その魔法はね~……」

[メイン] ウタ : 「心だよ!」

[メイン] スーパームーン : (心…?そのような不確かなもので…?)

[メイン] スフェイス卿 : 「まあ、今は風呂だ。私は疲れた」

[メイン] ウタ : 「結構馬鹿にできないよ~?想いの力ってホント強いんだから!」

[メイン] ウタ : 「おっとそうだった!」

[メイン] 天江衣 : 「衣が一番っ!」
暖簾の奥へ駆けていく

[メイン] スーパームーン : (……しかしまあ、あなたたちがいればエネルギーを溜めることが可能ということがわかりました)

[メイン] スーパームーン : (この調子でエネルギーを溜めて地球滅亡を阻止しましょう!)

[メイン] 天江衣 : 「……あ!ほら!すぱむんも早く入る!芯から温まるぞ!」
突然戻ってきたと思えば、スーパームーンを抱えて温泉に突撃する。

[メイン] スーパームーン : (わ、私もですか!?)

[メイン] 天江衣 : 「温泉に来て温泉に入らない破落戸がいるかァ〜〜!」ドボン

[メイン] ウタ : 「そういえばスーパームーンって感覚あるの?」

[メイン] スーパームーン : (なるほど。これも人間の文化なんですね)

[メイン] スーパームーン : (ありますよ。暗いところはちょっぴりこわかったりしますし)

[メイン] ウタ : 「へ~!」
「あ~確かに梱包してて暗いって言ってたね~」

[メイン] スフェイス卿 : (飛び込み禁止と書いてあるが……咎める者もいないし、いいか)チャプ…

[メイン] スーパームーン : (しかし、湯に浸かるのは初めての経験かもしれませんね……)

[メイン] GM : 風呂から上がり、番頭さんの元に戻ると、ちょうどオーナーが訪れたところでした。

[メイン] ウタ : 「あっ、オーナーさん」

[メイン] オーナー : 「おや?お主たちは先ほどの!」

[メイン] 天江衣 : 「んくっ…ぷは、話はついたみたいだな」
牛乳の小瓶から口を離して

[メイン] オーナー : 「おお!そうじゃそうじゃ!もしかしてお主たちが力を貸してくれたのか?」

[メイン] スフェイス卿 : 「んむ」
ちゃっかりさっき買った饅頭を食んでる

[メイン] ウタ : 「へっへ~、まあね!」

[メイン] オーナー : 「本当に助かった!これはお礼だから取っておきなさい!」
そういうとポケットからデパートの商品券を手渡します。

[メイン] ウタ : 「うわ!ありがとう!」

[メイン] 天江衣 : 「い、いいのか…!?」

[メイン] オーナー : 「構わん構わん!私の今世紀最大の悩みを解決してもらったんじゃしな!」

[メイン] オーナー : 「これからも岩戸デパートをご贔屓に~!」
そう言うとデパートの方へと去って行きます。

[メイン] ウタ : 「は~い!またね~~~!!」

[メイン] スフェイス卿 : 「騒がしい人だった」
「……」
意味深に機械を確認

[メイン] system : [ 機械 ] ??? : 20 → 40

[メイン] 天江衣 : 「でもいい奴だ!」

[メイン] スフェイス卿 : 「やはり溜まっているな」モッシャモッシャ

[メイン] ウタ : 「順調みたいだね」
「あっ!おばちゃん饅頭私も!」
饅頭購入

[メイン] 番頭さん : 「はいよ~」

[メイン] 天江衣 : 「あっ!ずるいぞ!衣も!」

[メイン] ウタ :
シャ

シャ

[メイン] ウタ : 牛乳でグビッ!

[メイン] スフェイス卿 : 「今回は自分の金で買ってくれ」

[メイン] スフェイス卿 : 「『人間を「降伏」させろ』……だったか。妙ちきな話だと思ったが。
 大方、『幸福』の間違いだったのだろう」モシャァ

[メイン] ウタ : 「成程幸せパワーなのね」
「ならこの調子で困ってる人探しする?」

[メイン] スフェイス卿 : 「それが近道だろうな。事実、これまで人助けの結果として機械は針を動かしているように見える」

[メイン] スフェイス卿 : 「しかし……普通なら『幸福』の方が『降伏』よりも身近な言葉だと思うが。よく取り間違えたものだ」
頑張って”こうふく”のイントネーションを変えてる

[メイン] 天江衣 : 「成程。然らば腑に落ちる」
もしゃもしゃ

[メイン] ウタ : 「まあ言い方の問題でもあるのかもね」
「人間を「こうふく」させろなら私も確実に間違うだろうし」

[メイン] スーパームーン : (なるほど。私の友人の話していたことは正しくはそうだったのですね)

[メイン] 天江衣 : 「ああ、そうだ。先達ても気になっていたが、すぱむんの朋友とは誰のことだ?」

[メイン] ウタ : 「あっ!それきになる~!」

[メイン] スフェイス卿 : 「そうだな。私も気になっていた……もう湯冷めの心配もないだろう。移動がてら聞かせて貰おうか」

[メイン] スフェイス卿 : タイムリミットも多いわけじゃないからな。

[メイン] 番頭さん : 「もう行くのかい?嬢ちゃんたち、また来なさい、今度はもっとサービスしちょるからのぉ!」

[メイン] ウタ : 「ありがと~!また来るねおばちゃん!」

[メイン] 天江衣 : 「言えば更なりだ!人手が必要になったらいつでも呼べ!」

[メイン] スフェイス卿 : 「次の機会があれば。」

[メイン] 番頭さん : 番頭のおばあさんは大変満足そうにしわくちゃの笑顔を浮かべ、温泉を後にする探索者たちに向けて手を振ってくれました。

[メイン] スーパームーン : (私の友人については……そうですね、詳しくは言えませんが、とても頭がいい種族の方とだけ)

[メイン] スーパームーン : (そんなことより、先ほどの人間の長老です。人間の長老はあれほどまでに気さくな方なのですね)

[メイン] スーパームーン : (私たちの長老はどちらかというと堅物というか…心無い人が多いものですから)

[メイン] スーパームーン : (ちょっぴりうらやましくなっちゃいました)

[メイン] ウタ : 「ふ~ん?」

[メイン] スフェイス卿 : 「人間だってまちまちだよ。あのご老人は特別気がよかったけども」

[メイン] ウタ : 「まあそれはそうだね~」

[メイン] 天江衣 : 「でも、衣は会えたのがすぱむんみたいな良い奴でよかったぞ」
顔をすいと近付ける。

[メイン] スーパームーン : (な!?急にそんなことを言われると…こ、困ります)

[メイン] ウタ : 「あ~、照れてる~」
指でウリウリ

[メイン] スーパームーン : (ぐ……て、照れていません!)

[メイン] スフェイス卿 : 「ウタに衣……お前たち、見た目が水晶玉だからって。
 すぱむんは知性のある一つの人格なんだぞ」

[メイン] スーパームーン : (そうですそうです!私は人間よりもはるかに上位存在なのです!)

[メイン] スフェイス卿 : 人間相手にやったら恥ずかしいことをして恥ずかしくならないのか。
あの顔を近づける距離とか。指でぐりぐりするのとか。

[メイン] ウタ : 「だってェ…可愛いからつい…ね?」

[メイン] 天江衣 : うんうん、と頷きつつ。
「……その、嫌だったり…するか…?」

[メイン] スーパームーン : (…え?)

[メイン] スーパームーン : (………)

[メイン] スーパームーン : (…いえ、そんなことは…ありませんね)

[メイン] 天江衣 : 「…………!!」
ぱあ、と表情を輝かせ、大切そうに撫でる。

[メイン] ウタ : 「……」
無言でヨシヨシ

[メイン] スーパームーン : (……なるほど)

[メイン] スーパームーン : (合点がいきました。これが先ほどウタさんが仰っていた心なんでしょうね)

[メイン] スーパームーン : (湯に浸かるとは違う、あたたかい感覚)

[メイン] スフェイス卿 : 「はははは!上位存在でも変わらないな?」

[メイン] 天江衣 : 「……うん?スフェイスも羨望しているならそうと言うべきじゃないか?」
飛びかかって頭をわしわしとやる

[メイン] スフェイス卿 : 「な、なんでそうなる!?」
ぐああああああ!

[メイン] ウタ : 「何か分かってきた感じ?」
「それじゃあもっと心を動かそう!」

[メイン] スーパームーン : (ふふ。興味深いです)

[メイン] スフェイス卿 : 「離れろ!」
衣を抱っこして高く抱え上げる

[メイン] 天江衣 : 「なっ…!!?…こっ、衣を子供扱いするなぁ…!!」

[メイン] スフェイス卿 : 「ふっ」
とんでもなく大人げない

[メイン] スフェイス卿 : 「ここで”格の違い”というのを思い知らせるのも悪くない。このまま次の目的地に向かおうか」

[メイン] 天江衣 : 「ふぇっ…!?」

[メイン] 天江衣 : 「お、降ろしてくれ…!!…その、人が……!」
視線を気にして恥ずかしそうにきょろきょろとする。

[メイン] : 「仲の良い姉妹ね~」
なんて言いながら通行人がにこやかに眺めています。

[メイン] ウタ : 「じゃあ私も~!」
スフェイス卿の背中に…乗る!

[メイン] スフェイス卿 : 「よぉーしよし」
これが強い大人の意趣返しだ……

[メイン] スフェイス卿 : 「ぐえっ」

[メイン] スフェイス卿 : 二人分の体重は重い!重いって!
しかし……衆目がある。つ、潰れるわけには

[メイン] スーパームーン : (口では拒否しつつも、受け入れている。これも…心?)

[メイン] スフェイス卿 : ベチャァ……

[メイン] 天江衣 : 「……だ、大丈夫か…スフェイス…?」

[メイン] ウタ : 「あっ……」

[メイン] スーパームーン : (し、しっかりして下さい!まだメーターが!地球の存亡が…!)

[メイン] ウタ : 「ス…スフェイス~~~~!!!」

[メイン] スフェイス卿 : 地球の未来は……任せ……!

[メイン] 天江衣 : 「ス、スフェイス……ッッ!!!」

[メイン] スフェイス卿 : スフェイス──可能な限り二人に土を付けないように配慮しつつ──撃沈

[メイン] GM : そんなこんなで定食屋「久遠亭」に着きます。

[メイン] ウタ : 「いやあ…一時はどうなるかと…」

[メイン] GM : ここは久遠亭。岩戸町名物の定食屋さんです。

[メイン] GM : 探索者たちは何度かこの定食屋さんに訪れたことがあり、お店の看板娘、久遠ニアちゃんとは顔なじみかもしれません。

[メイン] GM : 探索者たちがお店の扉をガラリと開けるとお店は満員。

[メイン] GM : 青い髪の女の子が右へ左へとせわしなく駆け回っています。

[メイン] スフェイス卿 : 「ハァハァ……苦難の道だった……。
 では、英雄叙事詩のように果てには希望が待つのだろうか……?」

[メイン] 久遠 ニア(くどう にあ) : 「あっいらっしゃいませー!すみません少々お待ちください~!ただいま満席で…あっウタさん!お久しぶりです~!」

[メイン] 天江衣 : 「着いたよスフェイス…うわ、肩摩轂撃だ」

[メイン] ウタ : 「あっ、ニアちゃんお久~」

[メイン] スフェイス卿 : 一度撃沈したスフェイス卿は十の山を越え、一つの海を渡るような困難とともに定食屋に着いたよ。

[メイン] 久遠 ニア(くどう にあ) : 「すみません!すぐにご案内できますので!」

[メイン] 久遠 ニア(くどう にあ) : 「今日は観光客のお客様が多くて、お陰様でたくさん稼がせていただいてはいるのですが…どうも私はお父さんだけだと人手が足りなくて…っ」

[メイン] 天江衣 : ……衣のが憑ったのか?

[メイン] ウタ : 「いいよ焦らなくて~…人手足りない?」

[メイン] 天江衣 : 「!」

[メイン] スフェイス卿 : 「ま、まさか……」

[メイン] スーパームーン : (あの給仕係は困っているようですね。明らかにオーバーワークかと見受けますが)

[メイン] ウタ : 「もうしょうがないな~、友達のよしみで手伝っちゃうよ!」

[メイン] 天江衣 : 「手伝わない理由がないな!況んやウタの盟友をや、だ!」

[メイン] 久遠 ニア(くどう にあ) : 「えっ、そんな。お客様なのに申し訳ないですよ」

[メイン] ウタ : 「いいのいいの!人数捌けばその分私達もすぐ食べれるでしょ?」

[メイン] 久遠 ニア(くどう にあ) : 「……本当にいいんですか?」

[メイン] ウタ : 「いいよ~!」

[メイン] 天江衣 : 「ちゃんと衣たちの分は取っておいてくれな!」
言うが早いか、店の中へ駆け出す。

[メイン] スフェイス卿 : 「ウタの言葉には……一理ある。古くより”狭き門より入れ”とも言う。
 仕方ないか……」

[メイン] 久遠 ニア(くどう にあ) : 「ありがとうございます!お父さん!ウタさんたちが手伝ってくれるって!」
厨房の方へ声をかける。

[メイン] 久遠 扶郎(くどう ふろう) : のそっと出てきた男が、探索者たちにぺこりとお辞儀をする。

[メイン] 久遠 ニア(くどう にあ) : 「それじゃあ、お手伝いお願いしますね」

[メイン] ウタ : 「は~い!」
ニアのお父さんにお辞儀を返す

[メイン] スフェイス卿 : お辞儀をし返す。
すごい厳つい見た目だが、スフェイス卿はこれをスルー。

[メイン] 天江衣 : 「承った!」
きゅ、とエプロンを結ぶ。

[メイン] GM : 探索者は久遠亭のお手伝いをします。
お手伝いの内容は「注文係」「配膳係」「会計係」からひとつ選べます。

[メイン] GM : 判定に用いる技能はそれぞれ以下の通りです。
「注文係」<目星><聞き耳>
「配膳係」<幸運><DEX値*5>
「会計係」<経理><アイデア>
選んだ仕事内容の技能をそれぞれ一回ずつ振り、
どちらか一方でも成功すればお手伝い成功です。このあと特別報酬があります。
判定に両方失敗してもペナルティはありません。

[メイン] スフェイス卿 : 頭脳派の私が会計係を担当!

[メイン] ウタ : これは…必然的に私が注文係りか?

[メイン] 天江衣 : 衣が配膳だな!まかせろ!

[メイン] ウタ : 幸運差で

[メイン] 天江衣 : 目星聞き耳もウタに任せたほうが良さそうだしな!

[メイン] ウタ : じゃあそのようにしましょ

[メイン] GM : ではそれぞれ判定どうぞ!

[メイン] スフェイス卿 : 魔術知識でいい?

[メイン] ウタ :

[メイン] GM : いいですよ

[メイン] スフェイス卿 : うわ!ありがとう!

[メイン] ウタ : 流石だ…!

[メイン] スフェイス卿 : ccb<=80 魔術知識で会計する (1D100<=80) > 16 > スペシャル

[メイン] ウタ : CCB<=90 目星 (1D100<=90) > 8 > スペシャル

[メイン] 天江衣 :

[メイン] ウタ : CCB<=60 聞き耳 (1D100<=60) > 89 > 失敗

[メイン] ウタ : 🌈

[メイン] 天江衣 : ccb<=40 幸運 (1D100<=40) > 94 > 失敗

[メイン] 天江衣 : 🌈

[メイン] GM : どちらか一方でも成功すればいいので

[メイン] 天江衣 : …………

[メイン] スフェイス卿 :

[メイン] ウタ :

[メイン] 天江衣 : ccb<=60 DEX*5 (1D100<=60) > 79 > 失敗

[メイン] 天江衣 : 🌈🌈🌈

[メイン] ウタ : 🌈

[メイン] GM : クリ特典消費します?

[メイン] スフェイス卿 : 衣~~~!

[メイン] スフェイス卿 :

[メイン] ウタ :

[メイン] 天江衣 : 衣には…床掃除の才能しかないのか…

[メイン] 天江衣 :

[メイン] ウタ : その手があった!

[メイン] 天江衣 : 名誉挽回だ…!

[メイン] スフェイス卿 : 来たか 床掃除と配膳のために生まれてきた女

[メイン] system : [ 天江衣 ] クリティカル : 2 → 1

[メイン] GM : では処理しますね

[メイン] 久遠 ニア(くどう にあ) : 「ウタさん。注文はお父さんに伝えて下さい」

[メイン] ウタ : 「OK!注文はいりました~~~!!」

[メイン] 久遠 扶郎(くどう ふろう) : 「………」
コクリと頷き料理を作る。

[メイン] 久遠 扶郎(くどう ふろう) : 「………」
無言で料理が入ったお盆を衣の前に置く。

[メイン] 天江衣 : 「…………」ドキドキドキドキ

[メイン] 久遠 扶郎(くどう ふろう) : 「…1番テーブルへ」

[メイン] 天江衣 : 「はっ、はい…!」
すたすたとお盆を抱えてテーブルの方へ

[メイン] 天江衣 : 「おまたせいたしまひた…!」

[メイン] : 「ありがとう!あら?新しい人?可愛いらしいわね~」

[メイン] 天江衣 : こくこくと頷き、恥ずかしそうに厨房へ戻る。

[メイン] 久遠 ニア(くどう にあ) : 「スフェイスさん会計お願いしま~す!」

[メイン] スフェイス卿 : (噛んでたな……衣)
「わかった」

[メイン] スフェイス卿 : ᛁᚾᛁᛏᛁ ᚷᚨ ᛁᛏᛁ
ᛁᚾᚾᚾᛁ ᚷᚨ ᚾᛁ
ᛁᚾᛋᚨᚾ ᚷᚨ ᛋᚨᚾ
ᛁᚾᛋᛁ ᚷᚨ ᛋᛁ
ᛁᚾᚷᛟ ᚷᚨ ᚷᛟ
ᛁᚾᚱᛟᚲᚢ ᚷᚨ ᚱᛟᚲᚢ
ᛁᚾᛋᛁᛏᛁᚷᚨ ᛋᛁᛏᛁ
ᛁᚾᚺᚨᛏᛁᚷᚨ ᚺᚨᛏᛁ
ᛁᚾᚲᚢ ᚷᚨ ᚲᚢ

[メイン] スフェイス卿 : 「ᛟᚲᚨᛁᚲᛖᛁᚺᚨ ᚲᛟᛏᛁᚱᚨᛞᛖᛋᚢ」

[メイン] スフェイス卿 : 「お会計はこちらです」

[メイン] : 「(何か聞き取れない言葉を喋っていたような…?)」

[メイン] : 「は、はい。それじゃこれで」

[メイン] スフェイス卿 : 意味深に無表情

[メイン] スフェイス卿 : 「ᛗᚨᛏᚨ ᛟᚲᛟᛋᛁᚲᚢᛞᚨᛋᚨᛁ」
お客さんにお辞儀する。

[メイン] : 「?????」
困惑顔でお店をあとにする。

[メイン] GM : そんな感じでお手伝いは終わりました。

[メイン] 久遠 ニア(くどう にあ) : 「お疲れ様です、ピークタイムは過ぎたみたいなのでもう大丈夫ですよ~!」

[メイン] ウタ : 「ふう…」

[メイン] 天江衣 : 「……はぁ、はぁ……接客って大変なんだな……」

[メイン] スフェイス卿 : 「ᛞᛟᛏᛏᛟ ᛏᚢᚲᚨᚱᛖᛏᚨ……」

[メイン] 天江衣 : 「スフェイスが戻ってないぞ!?」

[メイン] スーパームーン : (…ふむ、あの給仕係の身のこなし、只者ではありませんね)

[メイン] スフェイス卿 : 「すまん」モドッタ

[メイン] ウタ : 「ねえその呪文怖いからやめない…?」

[メイン] スーパームーン : (あなた方と違って、動きに無駄がなく、洗練されていました)

[メイン] ウタ : 「良かった戻った…」

[メイン] スフェイス卿 : 「ニアだったか。確かに、少し違うものを感じるな」

[メイン] ウタ : 「そうだったっけ?」
言われてみればいつもこのピーク時を乗り切ってるの凄いな…と思いながら

[メイン] 天江衣 : 「ああ、衣もまだまだだな……もとい、それより!」

[メイン] スフェイス卿 : 「ああ。」
衣に頷く。

[メイン] 天江衣 : くうう…と、腹の虫を鳴かす。

[メイン] ウタ : 「……」

[メイン] ウタ : 「わかる」
腹減った

[メイン] 久遠 ニア(くどう にあ) : 「慣れないお仕事なのにお手伝いしていただき本当にありがとうございます。おかげで何とかお店を回しきることができました!」

[メイン] 久遠 ニア(くどう にあ) : 「今日はデパートのほうでイベントを開催しているらしくて…そのせいでお客様が多かったのでしょうか?そういえば今日はスーパームーンだとかなんとか…?」

[メイン] 久遠 ニア(くどう にあ) : 「いっぱいお手伝いしていただいたので今日のお食事はこの久遠亭がキッチリごちそうさせていただきますね!」

[メイン] ウタ : 「うわ!ありがとう!」

[メイン] ウタ : 「それじゃ遠慮なくいただくよ~~」

[メイン] 天江衣 : 「うわ!恩に着るぞ!」

[メイン] スフェイス卿 : 割り箸をもう割ってる。

[メイン] 久遠 扶郎(くどう ふろう) : 「…お疲れさん」
お冷やを3人のテーブルへ持ってくる。

[メイン] 久遠 ニア(くどう にあ) : 続いて料理を両手に抱えて持ってくる。

[メイン] スフェイス卿 : 「どうも」
軽く食前の礼をしてさっさと食べ始める

[メイン] スフェイス卿 : モシャ…モシャ…

[メイン] ウタ : 「いただきま~っす!!」
ムシャムシャモグモグ

[メイン] ウタ : 「おかわり!」
ハイペースで平らげる

[メイン] 天江衣 : 「美味なる匂いだ…!饗宴だな!」

[メイン] スフェイス卿 : 「美味い!評判なだけはあるな」
「…………」
意味深に機械を確認

[メイン] 久遠 ニア(くどう にあ) : 「は~い!お父さん!追加で!」

[メイン] system : [ 機械 ] ??? : 40 → 60

[メイン] スフェイス卿 : 「やはり増えているか」モグモグ

[メイン] スーパームーン : (どうです?空腹は満たされましたか?)

[メイン] スーパームーン : (空腹と一緒にメーターも少し満たされたようですね)

[メイン] 天江衣 : もぐもぐと口に運ぶ。
「絶品!衣もおかわりだ!」

[メイン] スフェイス卿 : 「ああ……すぱむんは食べられないか。残念だ」モッチャモッチャ

[メイン] 久遠 ニア(くどう にあ) : 「じゃんじゃん持って来ますね~!」

[メイン] スーパームーン : (まあ見ているだけでも結構興味深いですよ)

[メイン] 天江衣 : 「栄養とかはどうしてるんだ?」モックモック

[メイン] ウタ : 「そうなの?」モグモグ

[メイン] スーパームーン : (特殊な力を使うにはエネルギーが必要ですが、生体を維持するだけなら特に必要とはしていませんね)

[メイン] ウタ : 「なにそれすごい」

[メイン] スフェイス卿 : 「そもそもだ。すぱむんはその水晶の体が本体なのか?」バリッバリバリッ

[メイン] スーパームーン : (そうですね。私は生まれてからずっとこの形です)

[メイン] 天江衣 : 「便利な体だな…ただ、せっかくの食事を一緒に味わえないのは少し残念でもあるな」

[メイン] スフェイス卿 : 「なるほど。初めは水晶を媒介として、思念波を送ってきているのかと思ったが……」モッペルモッペル

[メイン] スーパームーン : (私は食事を摂る必要はないので、むしろその必要がある人間の方が不便ではないかと思ったのですが、そうですか、残念と思うのですね)

[メイン] ウタ : 「美味しいって感覚が無いのは確かに残念かな~」

[メイン] スフェイス卿 : 「食事は人間にとって原初の娯楽であり、コミュニケーションの手段でもある」ニャルラトホテップ

[メイン] 天江衣 : 「せっかくこんなに美味しいのにな…それに、スフェイスの言うように重要なのは味だけってわけでもないしな」

[メイン] スーパームーン : (……やはり興味深いですね。今度私の友人に食事を摂れるようにできないか聞いてみましょうか)

[メイン] ウタ : 「そんなこと出来るんだ…」モグモグ

[メイン] 天江衣 : 「そんなこともできるのか」ハムハム

[メイン] スフェイス卿 : 「俄然、その友人に興味が湧くな……」ヨグ=ソトースヨグ=ソトース

[メイン] スーパームーン : (実際に出来るかはわかりませんが、私の友人もそういった人間の文化に興味があるようなので)

[メイン] 天江衣 : 「……スフェイス!?やっぱりなんかさっきから変じゃないか!?」

[メイン] スフェイス卿 : 「えっ。何がだ?」スイショーダマスイショーダマ

[メイン] ウタ : 「やっぱさっき変な呪文唱えたせいで後遺症が…」

[メイン] スーパームーン : (……スフェイスさん、大丈夫ですか?)

[メイン] スフェイス卿 : 「妙なことを言っているとせっかくの料理が冷めるぞ。一口食べるか?」

[メイン] ウタ : 「あっ、うん」
パクッ

[メイン] 天江衣 : 「えっ」

[メイン] スフェイス卿 : 「ふう……行儀の良い食事を覚えるべきだな、衣」

[メイン] 天江衣 : (……こ、衣が讒誣されている…!?)

[メイン] スフェイス卿 : そしてスフェイス卿の皿の上はいつの間にか空になっていた。
彼女が何を食べていたかは永遠の闇に葬られた。

[メイン] 天江衣 : 「ほ、ほら…!食べたらもう行くぞ!」
「……あ、ウタの盟友!また来るからな!」

[メイン] ウタ : 3D10 皿 (3D10) > 16[5,5,6] > 16

[メイン] ウタ : 16皿ぐらい食った

[メイン] 天江衣 : (……あの身体のどこに入ったんだ…???)

[メイン] スフェイス卿 : 「衣もちゃんと食べないと大きくならないぞ」

[メイン] 天江衣 : 「うっ、うるさい…!衣は成長期だ!」

[メイン] ウタ : 「ふうお腹いっぱい…」
「ニアちゃんまたね~~~!」

[メイン] 久遠 ニア(くどう にあ) : 「みなさんありがとうございました!」

[メイン] スフェイス卿 : 「それなら、私の背を追い抜く日を楽しみにしよう」
「美味しい料理だった」

[メイン] 久遠 ニア(くどう にあ) : 「はい、またおこしくださいね!」

[メイン] 久遠 扶郎(くどう ふろう) : 厨房の方から無言で探索者たちを見送る。

[メイン] GM : 探索者たちは久遠亭の味をお腹いっぱい堪能しました。

[メイン] GM : また、お手伝いに成功した探索者はボーナスでSAN値回復です(1d6+1)。

[メイン] スフェイス卿 : 1d6+1 (1D6+1) > 2[2]+1 > 3

[メイン] system : [ スフェイス卿 ] SAN : 57 → 60

[メイン] ウタ : 1d6+1 (1D6+1) > 1[1]+1 > 2

[メイン] ウタ : 回復するほど減って…ナーイ!

[メイン] 天江衣 : ……衣も!

[メイン] system : [ ウタ ] SAN : 35 → 37

[メイン] 天江衣 : 1d6+1 (1D6+1) > 1[1]+1 > 2

[メイン] system : [ 天江衣 ] SAN : 40 → 42

[メイン] GM : ここで全員<アイデア>どうぞ!

[メイン] スフェイス卿 : ccb<=70 (1D100<=70) > 56 > 成功

[メイン] 天江衣 : ccb<=35 アイデア (1D100<=35) > 100 > 致命的失敗

[メイン] ウタ : CCB<=55 (1D100<=55) > 60 > 失敗

[メイン] スフェイス卿 : 🌈

[メイン] ウタ : 🌈

[メイン] 天江衣 : 🌈

[メイン] GM : ではスフェイスは今の季節は冬なのになんだか暑いなぁと感じますね。

[メイン] GM : そして衣は、ふと空を見上げます。

[メイン] 天江衣 : (……にしても、流石にちょっと疲れたな……ぁ?)

[メイン] スフェイス卿 : 「動いたせいか……やけに暑いな」

[メイン] ウタ : 「ん~~~?言われてみれば確かに…?」

[メイン] GM : 衣は空に浮かぶ太陽がいつもより大きく見えて、まるで落ちてきているのではという感覚を覚えます。SANc(1/1d2)

[メイン] 天江衣 : 「…………」

[メイン] 天江衣 : ccb<=42 SAN (1D100<=42) > 55 > 失敗

[メイン] 天江衣 : 1d2 (1D2) > 2

[メイン] system : [ 天江衣 ] SAN : 42 → 40

[メイン] 天江衣 : (……いや、そんなはずはない…有り得ない。恐懼に駆られたか……まさしく、杞人憂天というものだ)

[メイン] 天江衣 : 周りの声に自分を誤魔化すように。
「……じゃあ、潮風にでも当たって身体を涼めるのはどうだ?」

[メイン] 天江衣 : と、目の前の港を指す。

[メイン] ウタ : 「賛成~」

[メイン] スフェイス卿 : 「……様子が変だぞ?どうかしたか?」
港に行くのは賛成だが。

[メイン] 天江衣 : 「……いや、なんでもない。」

[メイン] ウタ : 「……?」

[メイン] スフェイス卿 : 「…………」
「分かった」

[メイン] スフェイス卿 : それ以上は何も聞く気がない、という風に港に足を進めた。

[メイン] GM : 探索者たちが漁港につくと、なにやら奥のほうが騒がしいです。
どうやら卸売場のほうで魚の「セリ」を行っているようです。

[メイン] スーパームーン : (あれは一体何をしているのでしょうか…?)

[メイン] スフェイス卿 : 「デパートでの取引は見ていてたか?アレの同類だ。少しばかり、気迫は激しいがね」

[メイン] スーパームーン : (ふむふむ。そういうものもあるのですね)

[メイン] ウタ : 「へ~、今セリしてるんだ」

[メイン] 天江衣 : 「原風景だからというのもあるが、あまり意識したこともなかったな」

[メイン] GM : 探索者たちが近づいくとどんどん声がけたたましくなっていきます。

[メイン] GM : <目星>どうぞ!

[メイン] 天江衣 : ccb<=70 目星 (1D100<=70) > 98 > 致命的失敗

[メイン] ウタ : CCB<=90 目星 (1D100<=90) > 73 > 成功

[メイン] スフェイス卿 : ccb<=40 (1D100<=40) > 39 > 成功

[メイン] GM : 衣は人が賑わいすぎてよく見えませんでしたが、目玉商品のようです。

[メイン] GM : ウタとスフェイスはどうやらセリでは取れたての新鮮な、大きく太った魚の競売していることがわかります。

[メイン] GM : そこで探索者たちは見るからに小柄な女性を発見します。

[メイン] GM : 彼女はセリで賑わっているなかぴょんぴょんと跳ねているようですが、どうやら卸売業者の視界にも入っていないようです。

[メイン] 卸下 まぐろ(おろした まぐろ) : 「ううう…どうしよう…」

[メイン] スーパームーン : (あの女性はどうやら戦いに混ざりたいようですが)

[メイン] ウタ : 「どうしたの~?」
ひょっこり顔を出す

[メイン] GM : 衣にフナムシが飛んできます。
驚いてSANc(1/1d2)

[メイン] 天江衣 : 「どうしたんだ?」
ぴょんぴょんと跳ねて見ようとしつつスフェイスに尋ね──

[メイン] 天江衣 : 「!!?!!?!?!!?!!?!?」

[メイン] 天江衣 : ccb<=40 SAN (1D100<=40) > 76 > 失敗

[メイン] 天江衣 : 1d2 (1D2) > 1

[メイン] system : [ 天江衣 ] SAN : 40 → 39

[メイン] スフェイス卿 : 「!?!!!?!?!!?!?!」
えっ急に何

[メイン] ウタ : 「!?」
何何何!?

[メイン] 天江衣 : 「……す、スフェイス……取って……」

[メイン] スフェイス卿 : 「…………」
服を見る。なるほど……な。

[メイン] スフェイス卿 : 「かわいそうに……」
素手で取った

[メイン] 天江衣 : 身体を硬直させたまま少し涙目になる。

[メイン] スーパームーン : (衣さん、大丈夫ですか?)

[メイン] スフェイス卿 : 「で、どうすればいい?」
手の中でシャカシャカ動くフナムシ

[メイン] ウタ : 「うわっ」
ああフナムシ…そりゃそうもなると

[メイン] 天江衣 : 「……!?!!?!!?!!?!!?」

[メイン] ウタ : 「海に捨てよう…」

[メイン] 天江衣 : 「……遠くに!どっか遠くに……!!」

[メイン] スフェイス卿 : 「わかった」
人に踏まれない海辺に逃がしてきた。

[メイン] 天江衣 : 「……ふぅぅ…」

[メイン] スフェイス卿 : 「だ、大丈夫か……?」

[メイン] 天江衣 : 「…………。……今だけは、心がなければよかったのに…なんて少し考えてしまった」

[メイン] スーパームーン : (……よっぽどのことのようですね)

[メイン] ウタ : 「まあね…」

[メイン] スフェイス卿 : 「あまり悲しいことを言わないでくれ。
 私は結構、衣の表情がコロコロ変わるのを見るのは好きだよ」

[メイン] 天江衣 : 「……そ、そうか……ええと、慰めてくれている……のか?ありがとう…」
複雑な表情をする

[メイン] 天江衣 : 「……それより、なんだ?なにかあったのか?」

[メイン] ウタ : 「そうだったそうだった」

[メイン] スフェイス卿 : 「ああ……ウタ、彼女に話しかけようとしてたな?困っている様子の……ちみっこい……」

[メイン] 卸下 まぐろ(おろした まぐろ) : おうっおうっとアシカのように泣いている。

[メイン] スフェイス卿 : 「そうそう、あんな様子の。」

[メイン] ウタ : 「ねえどうしたの~?」

[メイン] 天江衣 : (衣とどっこいの大きさだ…)

[メイン] 卸下 まぐろ(おろした まぐろ) : 「ふえええ???あなたがたは~???」
涙目で探索者たちに尋ねます。

[メイン] ウタ : 「私はウタだよ~、どうしたの?そんなに泣きはらしてさ」

[メイン] スフェイス卿 : 「スフェイス、学者だ。
 見たところ、貴方もセリに参加しているように見えるが……」

[メイン] 天江衣 : 「……ああ。衣たちになんでも話してみるといい」
先ほどまで裂帛の声を上げていたことを噯にも出さぬようにしつつ

[メイン] 卸下 まぐろ(おろした まぐろ) : 「ひっく、私は卸下まぐろっていいますぅ~…」

[メイン] 卸下 まぐろ(おろした まぐろ) : 「そうなんです~!今日こそはあのおさかなさんを仕入れようと思ったんですが…私背がちっちゃいし声も小さくて…全然セリに混じれないんですぅ~~~っ……」

[メイン] 卸下 まぐろ(おろした まぐろ) : 「オーナーさんに「一番いいやつを手に入れろ」と言われたのに…このままだとイベントスタッフの皆にも顔向けできないよぉ…」

[メイン] スフェイス卿 : (まぐろと言うより、アシカに見えたんだけど)

[メイン] GM : 全員<アイデア>どうぞ!

[メイン] ウタ : CCB<=55 (1D100<=55) > 17 > 成功

[メイン] スフェイス卿 : ccb<=70 (1D100<=70) > 42 > 成功

[メイン] 天江衣 : ccb<=35 アイデア (1D100<=35) > 84 > 失敗

[メイン] GM : ウタとスフェイスは思い出します。岩戸デパートでは今夜スーパームーンを眺めながら新鮮な握りずしを食べれる、「月見で一貫」というイベントを催す企画があって、チラシやデパートの掲示板などで広告を打ち出しているようでした。

[メイン] スフェイス卿 : 「……ああ、寿司屋にもイベントがあったっけね」
ぽんと手を打って

[メイン] ウタ : 「そういやそうだったね」

[メイン] 天江衣 : (……そうだったのか…?)

[メイン] スーパームーン : (あなた方はあの女性の力になることはできないのでしょうか?)

[メイン] スーパームーン : (あの女性はこのままだとオーナーとやらに拷問されるかもしれませんよ)

[メイン] ウタ : 「…やってみる?セリ」

[メイン] スフェイス卿 : 「拷問と来たか……それは大変だな!」
ふ、と笑いつつ

[メイン] 天江衣 : 「ああ!……声を上げるのは得意だからな」
少し自嘲気味に

[メイン] スフェイス卿 : 「ああ。彼女を見捨てることはできないだろう」

[メイン] ウタ : 「……よし!私達も協力するよまぐろちゃん!」

[メイン] 卸下 まぐろ(おろした まぐろ) : 「ふえええ?い、いいんですかぁ~!?」

[メイン] ウタ : 「いいよ~~~!」

[メイン] 天江衣 : 「言わずもがなだ!」

[メイン] 卸下 まぐろ(おろした まぐろ) : 「はわわ。それじゃお願いしますぅ~」

[メイン] GM : ここで判定です。
セリ初心者の探索者が卸売業者に気づいてもらうには
誰よりも目立ち、かつ大声で値段を叫ぶ必要があります。

[メイン] GM : 目立てるかどうかはお好きな技能に理由をつけてダイスロールしていただき、この価格なら絶対買える!と思える値段を叫んでください。

[メイン] ウタ : 当然芸術:音楽!
荒々しく行くよ~~~!!

[メイン] GM : どうぞ!

[メイン] ウタ : CCB<=90 芸術 (1D100<=90) > 14 > スペシャル

[メイン] ウタ : 「さあ!セリの始まり!」

[メイン] ウタ : 所でマグロちゃんにいくらまで出せるか聞く

[メイン] 天江衣 : ……ぐっ……!衣はアイデア勝負にしよう!
このリボンを最大限伸ばして低身長なんて軽々補うぞ!

[メイン] 卸下 まぐろ(おろした まぐろ) : 「オーナーはいくらでもいいから一番いいやつを買って来いって言ってましたぁ~…っ!」

[メイン] ウタ : それならとりあえず…

[メイン] ウタ : 「50万!!」
圧倒する声量で叫ぶ!!!

[メイン] スフェイス卿 : 「鼓膜が痛い。歌姫の肺活量は違うな……」
「……衣……肩車でもしようか……?」
なんか頑張ってる……

[メイン] 天江衣 : 「……す、スフェイスぅ……!」
流石、ウタは本業だけあるな…!

[メイン] : 「50万!?」
その場がざわつく。

[メイン] スフェイス卿 : 「お……」
肩に乗れるようにしゃがみつつ。
この空気、50万で行けるか……?

[メイン] : ウタの歌声とお値段が卸売業者の耳に届いたのか

[メイン] : 「おっ!そこのアンタ!アンタだ後ろの!」

[メイン] : 「決定!50万円!売った売った~!」
といって手続きをしてくれるようになりました。

[メイン] ウタ : 「!」
「ほらマグロちゃん!」

[メイン] 天江衣 : ……ひ、一声で持っていった……!!

[メイン] ウタ : 背中を叩く

[メイン] スフェイス卿 : 「なんだ、必要なかった。流石だな……」
スタンダップ

[メイン] 卸下 まぐろ(おろした まぐろ) : 「ありがとうございます~!!おかげで私怒られずに済みます…!」
今度はうれし涙で顔がぐしゃぐしゃになっている。

[メイン] 卸下 まぐろ(おろした まぐろ) : 業者に支払いを済ませて探索者たちの前に戻ってくる。

[メイン] 卸下 まぐろ(おろした まぐろ) : 「よければあとでお暇があれば、デパートのイベントにお越しください!私もそこにおりますので、何かお礼をさせていただきます!」

[メイン] ウタ : 「うわ!楽しみ!」

[メイン] スフェイス卿 : 「どの道泣くんだな」
やや呆れた顔。人選ミスじゃあないのか?

[メイン] 天江衣 : 「と…とにかく無事買えて何よりだ!……よかったら、こんど衣と一緒にセリの特訓しないか…?」
「低身長でも目立つコツは衣が伝授してやる!」

[メイン] 卸下 まぐろ(おろした まぐろ) : 「……!はい。私なんかで良ければ!」
ブンブンと何度もうなずく。

[メイン] ウタ : 「声の特訓なら任せて!」

[メイン] ウタ : 誇らしげに

[メイン] 卸下 まぐろ(おろした まぐろ) : 「うう~!!!初対面なのに優しくて…私泣いちゃいます~…っ!!!」

[メイン] スフェイス卿 : 「何しても泣くじゃないか!」
「…………」
意味深に機械を確認

[メイン] system : [ 機械 ] ??? : 60 → 80

[メイン] スフェイス卿 : 「本当に泣くほど嬉しがっているだけだったのか」

[メイン] 卸下 まぐろ(おろした まぐろ) : さようなら~!!!と言いながら手をブンブンと大きく振って去っていきました。

[メイン] ウタ : 「またね~~~!!」

[メイン] スフェイス卿 : 「次の機会があれば、また。」

[メイン] 天江衣 : ぴょんぴょんと飛び跳ねながら手を振る。

[メイン] スーパームーン : (…人間もなにかと大変なのですね)

[メイン] スーパームーン : (ひとまず彼女が拷問に合わずに済みそうでよかったですよ)

[メイン] ウタ : 「これで万事解決っと!」

[メイン] スフェイス卿 : 「とはいえ。本来の目的は万ではなく未だ八割程度しか解決していないようだ」

[メイン] ウタ : 「う~ん…どっか回ってない所ある?」

[メイン] スーパームーン : (しかし順調なペースですよ。なんとか今日中に溜まりそうです)

[メイン] 天江衣 : 「昏鐘鳴の音も近い。できるだけ急ぐとしよう」

[メイン] ウタ : 「タイムリミットは今日までだもんね…」

[メイン] スフェイス卿 : 「病院や、学校はあるが……流石に正当な理由なく入るのは躊躇われるな」

[メイン] ウタ : 「え~っとそうなると…」

[メイン] ウタ : 「…公園ぐらい?でも公園に何かあるかな…」

[メイン] 天江衣 : 「ここからなら病院に向かう前に一度前の道を通る。その時に覗いてみるのもいいだろうな」
マップ上の経路を指で辿る。

[メイン] スフェイス卿 : 「それに、衣の言うようにもうすぐ時報も鳴る頃だ。
 公園で人を見つけられるとして、チャンスは今しかないだろう」

[メイン] ウタ : 「あっそっか、どっちみち公園は通るんだ」

[メイン] 天江衣 : こくり。

[メイン] スフェイス卿 : 「町の最南から最北へ……か。
 これでどうにもならなかったら、絶望的だな」

[メイン] 天江衣 : 「恰も良しだ、兎にも角にもこのまま急ぐぞ!」

[メイン] ウタ : 「そうだね、だとしても止まってはいられない!」

[メイン] スフェイス卿 : 「そろそろ足が鉛になってきた」
急ぎ足で北を目指す

[メイン] ウタ : 時間的にも恐らくラストに向かって全速力で向かう

[メイン] 天江衣 : ……空の様子は気にかかるが、今は見ないようにすることしかできない。

[メイン] GM : ここは緑あふれる岩戸町きっての癒しスポット、宝石公園です。
中心には子供たちが賑わう遊具コーナーがあり、今日もちびっこがワイワイと集まり、いろんな遊びに興じています。

[メイン] スーパームーン : (ここは…人間の幼体がたくさんいますね)

[メイン] スフェイス卿 : 「人間の場合は、幼体じゃなく子供と言うんだ」

[メイン] 天江衣 : 「……見るなよ!衣の方を!」
子供という単語に敏感になっている

[メイン] スーパームーン : (う…以後気をつけます)

[メイン] スーパームーン : (…?衣さんはどうかしたのですか?)

[メイン] スフェイス卿 : 「それはな、衣は気にしいだから身長──」

[メイン] 天江衣 : 「わー!わー!」

[メイン] スフェイス卿 : 「…………気にしない方がいい」

[メイン] スーパームーン : (……わかりました)

[メイン] 天江衣 : 少し頬を膨らませ、改めて子供達の方を見る。

[メイン] ウタ : 「アハハ……」
愛想笑いしながら公園に目をやる

[メイン] スーパームーン : (あれは一体何の遊びをしているのでしょうか?アルミニウムの円柱を蹴っては走り回っているようですが…)

[メイン] スーパームーン : (あちらは縄を自らの手で回し飛び跳ねています!拷問の類ですか?)

[メイン] スーパームーン : (砂でモンサンミッシェルを築造している人間がいますね…なるほど、人間の幼た…子供とはいえ、やはりその手先の器用さは侮れないものがありますね)

[メイン] 天江衣 : (こいつの故郷では拷問がブームなのか…?)

[メイン] スフェイス卿 : 「すぱむんは拷問が好きだな」
「あれは缶蹴り、あっちが縄跳び」
指さしながら説明してく

[メイン] ウタ : 「この公園も懐かしいなあ…」
感傷に浸りつつ

[メイン] スーパームーン : (ふむふむ。そのような遊びがあるのですね。興味深い)

[メイン] スーパームーン : (…?そこの人間は何をしているのでしょうか?木の上をじっと眺めているようですが…)

[メイン] スフェイス卿 : 「木の上?そんな遊びがあったか?」
目を向ける

[メイン] 天江衣 : 「虫の観察か?」

[メイン] ウタ : 「なんだろう?」
木の方の人影に向かう

[メイン] GM : スーパームーンの言葉に探索者たちが木のほうへ目を向けると、小学生の男の子が木を見上げていました。

[メイン] GM : 彼の視界の先にはサッカーボールがあり、木の枝に引っかかっているようです。

[メイン] スフェイス卿 : 「……遊びじゃないな」

[メイン] ウタ : 「あ~…取れなくなっちゃったんだ」
子供とボールを見て察する

[メイン] 子供 : 少年は身長が全然届かないようで木の前でぴょんぴょんと飛んでは息を切らして少し涙ぐんでいる様子です。

[メイン] スフェイス卿 : 漁港での衣を思い出している。

[メイン] 天江衣 : 既に取り掛かろうとぴょんぴょんと木の下で跳ねている。

[メイン] スフェイス卿 : 「まあ……丁度良いというのもなんだが。
 困っているようだ、助けるとしよう」

[メイン] ウタ : 「そうだね、でも結構高いなあ~~~…」

[メイン] GM : 探索者は以下のステータスあるいは技能成功でサッカーボールを回収することが可能です。
・SIZが16以上
・<こぶし><跳躍><登攀>いずれかの成功、あるいは小石などの<投擲>の成功

[メイン] スフェイス卿 : 「少年」
子供に声をかける

[メイン] 子供 : 「え?」
急に呼びかけられ、ビクッとした後スフェイスの方を向く。

[メイン] スフェイス卿 : 「困っているようだな」
木の上を見て

[メイン] 子供 : 「うん。思いっきり蹴り上げたら引っかかって取れなくなっちゃったぁ…」

[メイン] 子供 : 「どうしよう…大門くんたちが向こうで待ってるのに…」

[メイン] スフェイス卿 : 「で、背が足りないと……」

[メイン] 子供 : 「……うん」
コクリと頷く。

[メイン] スフェイス卿 : 「それなら、少しだけ背を貸してあげよう。
 自分で手から逃がしたものだ、自分で取り返すといい」

[メイン] スフェイス卿 : しゃがんで背中を見せる。

[メイン] 子供 : 「えっ、いいの?」

[メイン] スフェイス卿 : 「いいさ、減るもんでもない」

[メイン] 子供 : 「…ありがとう。お姉ちゃん!」
ニコリと微笑み、スフェイスの背中に負ぶさる。

[メイン] スフェイス卿 : 「よっと……」
立ち上がる。まずい衣より重い。

[メイン] 子供 : 「大丈夫?重くない?」
落ちないようにしっかりつかまりながら。

[メイン] 天江衣 : 「…………」
少しだけ恨みがましそうな視線。

[メイン] スフェイス卿 : 「いや……いい……それより、早くボールを取れ」
視線が痛いよ~

[メイン] 子供 : 「う、うん!」

[メイン] 子供 : ボールに手を伸ばし…。

[メイン] 子供 : 「取れたよ!」

[メイン] スフェイス卿 : 「よし」
子供を下ろす

[メイン] スフェイス卿 : 「よく頑張った」

[メイン] 子供 : ゆっくりと背中から降りる。

[メイン] 子供 : 「ありがとうお姉ちゃん!これで皆とサッカーの続きができるよ!よかったー!」

[メイン] ウタ : 「よかったよかった」
うんうん頷く

[メイン] スフェイス卿 : 「ああ、怪我をしないようにね」
手を振る

[メイン] 子供 : スフェイスに頭をぺこりと下げると、少年は広場にいる少年たちの方へ走り去って行きました。

[メイン] 天江衣 : 「ハァ…ハァ…次から気をつけるんだぞ…!」
ジャンプの反動に肩で息を切らしながら

[メイン] スフェイス卿 : 「……衣をおぶった方が良かっただろうか?」
申し訳なさそうな瞳

[メイン] 天江衣 : 「衣は……」
言いかけて少し逡巡し、おぶさる体勢を取る。

[メイン] スフェイス卿 : 「……ふう。乗ってくださいませんか、衣さん」
屈んで背中を見せる

[メイン] 天江衣 : ぴょん、と少し嬉しそうに乗る。

[メイン] 天江衣 : 「お疲れ様だ、スフェイス。かっこよかったぞ」

[メイン] スフェイス卿 : (このくらいの重さが丁度いいな)
(…………)
意味深に機械を見る

[メイン] スフェイス卿 : 「ん、どうも。衣も頑張ってたよ」

[メイン] system : [ 機械 ] ??? : 80 → 100

[メイン] 天江衣 : 「おお!」
上から覆い被さるように機械を覗き込みつつ……自分を労う言葉を聞き、背の上で恥ずかしそうに顔を背ける。

[メイン] スフェイス卿 : 「すぱむん、どうだ?」

[メイン] ウタ : 「二人とも仲いいね~」
ニヤニヤしながら機械の方ものぞく

[メイン] スーパームーン : (はい。これで大丈夫のはずです)

[メイン] スフェイス卿 : 「衣……そこで声を出されると、こそばゆいんだが」
「後はどうすればいい?」

[メイン] GM : その時です。
町内全体17時をお知らせする時報が鳴り響きます。

[メイン] GM : 気が付くとすっかり夕方になっていました。
空はどんどん赤くオレンジ色に染まっていき、地球滅亡も迫ってきているであろう今。

[メイン] GM : <聞き耳>どうぞ!

[メイン] ウタ : CCB<=60 ききみみ (1D100<=60) > 79 > 失敗

[メイン] スフェイス卿 : ccb<=90 (1D100<=90) > 4 > 決定的成功/スペシャル

[メイン] 天江衣 : ccb<=70 聞き耳 (1D100<=70) > 1 > 決定的成功/スペシャル

[メイン] 天江衣 : !!

[メイン] スフェイス卿 : !!

[メイン] ウタ : !!!

[メイン] GM : スフェイスと衣は妙な違和感を感じるでしょう。まず異常に暑い。季節は冬であるはずなのにまるで真夏のような暑さです。
そして17時を過ぎたというのに外が以上に明るい。
そう、冬の17時なのに。まだ空は茜色なのです。

[メイン] スフェイス卿 : 「昏鐘鳴の音か……もう?」
辺りは夕方のような明るさだ。

[メイン] 天江衣 : (あっ、衣の台詞……)
「……スフェイスも気付いたか。明らかに異常だ」

[メイン] ウタ : 「今…17時だよね…?」

[メイン] スフェイス卿 : 「あ。いや……衣がいつも使っているものだから、うっかり口に出た」
衣の様子に

[メイン] スフェイス卿 : 「17時……だな」
意味深に時計を確認

[メイン] GM : 17時ちょうどを指していますね。

[メイン] GM : そして探索者たちは間もなくして気づきます。
太陽が…やけにでかい。

[メイン] GM : <アイデア>どうぞ!

[メイン] ウタ : CCB<=55 (1D100<=55) > 32 > 成功

[メイン] スフェイス卿 : ccb<=70 来い (1D100<=70) > 71 > 失敗

[メイン] 天江衣 : ccb<=35 アイデア (1D100<=35) > 81 > 失敗

[メイン] GM : ウタは恐ろしい事態に気づきます。太陽が徐々に地表に迫ってきている…太陽が「落下」してきているという異常事態に。そして確信する。あの太陽こそがスーパームーンが予知した「地球滅亡」たらしめる存在であることを。明確に死を直感します。SANc(1d3/1d20)

[メイン] ウタ : CCB<=37 (1D100<=37) > 55 > 失敗

[メイン] ウタ : 1d20 (1D20) > 7

[メイン] system : [ ウタ ] SAN : 37 → 30

[メイン] GM : <アイデア>どうぞ!

[メイン] ウタ : まずい

[メイン] ウタ : CCB<=55 (1D100<=55) > 42 > 成功

[メイン] GM : 1d10 (1D10) > 10

[メイン] ウタ : 成功…しちゃったなァ~~~~!!

[メイン] GM : 10 昏迷(胎児のような姿勢をとる、物事を忘れる)
あるいは緊張症(我慢することはできるが意志も興味もない:強制的に単純な行動をとらせることはできるが、自発的に行動することはできない)。

[メイン] ウタ : 緊張症にしよう

[メイン] ウタ : 「は……あ……ああっ…」
ヒューヒュー
うまく息も吸えない

[メイン] 天江衣 : 「……!?……ど、どうした……ウタ!?」

[メイン] スーパームーン : (ついにこの時が近づいてきましたね…)

[メイン] スーパームーン : (……ウタさん!?大丈夫ですか?)

[メイン] スフェイス卿 : 「ウタ! これは……どう見ても、普通の精神状態じゃないな」

[メイン] 天江衣 : 「……!」

[メイン] ウタ : 「あ…あ…そ…空が……!!!」

[メイン] 天江衣 : 「……空?」

[メイン] ウタ : 「空が!!落ちてくる!!!!」

[メイン] スフェイス卿 : 「……落ち着け。まず、私の声を聞け」

[メイン] スフェイス卿 : ccb<=90 精神分析そぉい (1D100<=90) > 54 > 成功

[メイン] 天江衣 : 「っ……!」

[メイン] ウタ : 「ああああ!!!」

[メイン] ウタ : 「……」
ヒューヒュー
まだ息は荒いが…

[メイン] スフェイス卿 : 「ゆっくりでいいから息を吸うんだ。出来るな?」

[メイン] ウタ : 「ハァッ…ハァッ…」

[メイン] 天江衣 : 慌ててキョロキョロと辺りを見渡し、近くの自販機から水を買ってきて手渡す。

[メイン] ウタ : 「……ゴメン、その時を見たら急に動転しちゃって…」

[メイン] ウタ : ……スーパームーンが教えることはできないって言ってたのはこういう事だったんだ…
これは…知ってたらまともに動けなかったかもしれない

[メイン] スーパームーン : (私の落ち度でもあります。これを事前に説明したら先ほどのウタさんのようになるかもと思い、はぐらかしてしまいました)

[メイン] スフェイス卿 : 「ウタの心で何があったかは私には伺い知れない。
 だが、そうなるのも無理もない状況だ。しばらく水でも飲んでいるといい」

[メイン] ウタ : 「いや…ありがとう、貴方は正しい」

[メイン] ウタ : 「……ありがとう」
水を飲む

[メイン] 天江衣 : 「……無理もない。驚天動地、平静を保てと言う方が無理のある話だ」
ゆっくりと手を添える

[メイン] スフェイス卿 : 「さて……話を続けてくれ、すぱむん。もう時間が無いのは分かった」

[メイン] 天江衣 : 真剣な面持ちでスーパームーンの前に佇まいを正す。

[メイン] スーパームーン : (わかりました。まず、メーターが溜まったことで私は力を取り戻せます)

[メイン] スーパームーン : (しかし、その前に……)

[メイン] スーパームーン : (私は今、人間であるあなた方に感謝をしなくてはありません…たとえ多少の懐疑心があったとしても、私の言葉を信じてここまでついてきてくれてありがとうございます…そして…)

[メイン] スーパームーン : (地球のためにエネルギーを溜めてくれて本当にありがとうございます)

[メイン] スーパームーン : (スフェイスさん、あなたは私を受け取ってくれてありがとうございました。あなたがいなければ今夜地球は滅んでいたことでしょう)

[メイン] スフェイス卿 : 「私はただ受け取っただけだよ。それ以上には何もしてない」

[メイン] スーパームーン : (ふふふ。実は箱を開けてもらえたとき、私は結構嬉しかったんですよ?)

[メイン] スーパームーン : (そしてウタさん、最後に恐ろしい思いをさせて申しわけありません。あなたの歌と私に語った心の概念を私は一生忘れません。ありがとうございました)

[メイン] ウタ : 「エヘヘ…どういたしまして…」

[メイン] スーパームーン : (最後に衣さん、あなたは私に飾り付けをしてくれたり、湯に浸からせてくれたりと、こんな私を人間のように扱ってくれて、本当に嬉しかったです。ありがとうございました)

[メイン] 天江衣 : 「…………。」

[メイン] 天江衣 : 「……すぱむんには言ってなかったが、こう見えて私は結構強欲なんだ。海底の月を撈おうとするくらいには」
「…………。まだ、お前に教えたい人間のこと…たくさん残ってたから」

[メイン] 天江衣 : 「できれば、もっと一緒にいたかったな」

[メイン] スーパームーン : (はい。私ももっとあなた方と一緒に……)

[メイン] スーパームーン : (そのためにもやらなくてはいけませんね)

[メイン] スーパームーン : (さぁ…はやくその機械を私に近づけて…エネルギーを注ぎ込んでください)

[メイン] スフェイス卿 : 「…………」
意味深に機械を見て、握りしめる

[メイン] スフェイス卿 : 「お前たちは、最後を自分の手で担いたいか?」
衣とウタに声をかける

[メイン] スフェイス卿 : 手の平大の機械を、手の平大の水晶に近づけるなんてことない作業……
それでも、これが大きな意味を持つ

[メイン] ウタ : 「……」

[メイン] ウタ : スフェイスに、手を重ねる

[メイン] 天江衣 : 無言で軽く目を閉じ。

[メイン] 天江衣 : 同じように、手を重ねる。

[メイン] スフェイス卿 : 「そうか」

[メイン] スフェイス卿 : 「自分で決断が出来る……お前たちは強いな」
「お前も」
すぱむんに目を向け

[メイン] スフェイス卿 : 「また会おう」

[メイン] スーパームーン : 「はい!」

[メイン] スフェイス卿 : 三人分の手を、一人に近付けた。

[メイン] GM : 探索者たちが機械をスーパームーンに近づけると、機械から暖かい光が吹き出し、スーパームーンに吸い込まれていきます。するとスーパームーンは徐々に光を蓄え、美しく輝き始めました。

[メイン] スーパームーン : (力が…魔力が漲ってきました…これで…これほどの力があれば…)

[メイン] GM : スーパームーンは宙に浮き、探索者たちの手元から離れていきます。
そして一直線に太陽の方向に向かい、飛び込んで行きます。

[メイン] スーパームーン : (みなさん…お別れです………)

[メイン] スーパームーン : (これから私はこの全魔力を使ってあの火球と一緒に地球からから消えます…おそらく…もうあなた方とお話することは叶わないでしょう)

[メイン] スーパームーン : (1日にも満たない…ひとつまみ程度のわずかな時間でしたが、あなたたち人間と人間の営みのことをこれほどまでに深く知ることができたのはあなた方のおかげです)

[メイン] スーパームーン : (人間を…あなた方を…ちょっとだけ好きになれました…もう少しはやくこうしていればもっと好きになれたのでしょうか……いえ、今更こんな話をしても…いえ……いけません、もう時間がありませんね…)

[メイン] スーパームーン : (さようなら……スフェイス、ウタ、衣…………)

[メイン] GM : スーパームーンは探索者たちの脳内にそう、言葉を置き去りにして
迫り来る太陽に向かって加速していきます。

[メイン] ウタ : 「……」

[メイン] 天江衣 : 「……」

[メイン] ウタ : 「さよなら…!」
涙を浮かべ…

[メイン] スフェイス卿 : 「……」

[メイン] ウタ : だけどせめて送り出す顔だけは

[メイン] ウタ : 笑っていよう

[メイン] GM : 瞬間。太陽とスーパームーンはピカリと目が潰れるほどの閃光を放ち、
目を背けた探索者たちが再び向きなおすと、夕焼けだった空は真っ暗になっていました。

[メイン] GM : 全身の肌をチリチリと焼いていた熱も一瞬で消え去り、冷たい風が探索者たちの頬を撫でます。

[メイン] GM : 暗闇の虚空には大きくて黄色い月が顔を覗かせていました。
それは半日たらずの非日常が終わりを告げているようでした。

[メイン] GM : 飛び散った閃光の残骸でしょうか、上空にはパチパチと
七色の火花が飛び散り、それらは花火となり町を艶やかに色付けます。

[メイン] GM : 月を眺める通行人。
太陽のことは忘れてしまっているようでした。

[メイン] スフェイス卿 : 「禍々しい凶兆の赤烏が、アルテミスに射抜かれた……
 だが、月の女神は天に昇ってしまった」

[メイン] スフェイス卿 : 「……もう戻ってこないのか?」

[メイン] ウタ : 「……」夜空の月を見上げ

[メイン] ウタ : 振り返り

[メイン] ウタ : 「……デパートに行こう、マグロちゃんが待ってる」

[メイン] ウタ : そういって歩く彼女は、見なくても分かる

[メイン] ウタ : 涙の音がするほど、泣いていた、

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : 地球が夜を取り戻してからしばらくして。
岩戸町のデパートではイベントがやっていました。

[メイン] GM : 題して
岩戸デパートx天然温泉「ぬくもり」プレゼンツ「スーパームーン祭り」

[メイン] GM : どうやら大盛り上がりのようです。

[メイン] GM : 探索者たちがこのイベントに赴いた場合、まずオーナーが歓迎してくれるでしょう。

[メイン] オーナー : 「おお!お主たちは!よく来た!」

[メイン] オーナー : 「お主たちのアイデアのおかげで無事まんじゅうは全て売れたぞ!」

[メイン] ウタ : 「オーナー…」

[メイン] オーナー : 「まあゆっくりして言ってくれ。お主たちなら大歓迎だからの!」

[メイン] GM : そして卸下まぐろが探索者たちを見つけて駆け寄り、おさかな料理をたくさん振舞ってくれます。

[メイン] 卸下 まぐろ(おろした まぐろ) : 「うわああああん!!!きてくれたんですね~!!!嬉しいですううう!!!」

[メイン] スフェイス卿 : 「オーナーに拷問はされていないだろうな?」

[メイン] 卸下 まぐろ(おろした まぐろ) : 「拷問?オーナーは優しい方ですからそんなことしませんよ~っ!!」

[メイン] 天江衣 : 「当然だ。番った言葉を失念するほど愚昧ではない」

[メイン] スフェイス卿 : 「ああ、いや……そうだな。すまない、気にしないでくれ」
気を落としたような声音になる

[メイン] 卸下 まぐろ(おろした まぐろ) : 「私どんどん捌きますから、じゃんじゃん食べてくださいね!」

[メイン] ウタ : 「……」
自分の頬をパシッと叩き

[メイン] ウタ : 「うん!ジャンジャンよろしく!」👍

[メイン] 卸下 まぐろ(おろした まぐろ) : その言葉に笑い泣きしながら魚を捌きに戻る。

[メイン] GM : イベント調理スペースにいるのは久遠亭の親子。
どうやらキッチンスタッフとしてお呼ばれしたようです。

[メイン] 久遠 ニア(くどう にあ) : 「あ、こんばんは!みなさ~ん!」

[メイン] 久遠 扶郎(くどう ふろう) : 無言で黙々と料理をこしらえている。

[メイン] スフェイス卿 : 「おや、貴方たちも?」

[メイン] ウタ : 「あっ、ニアちゃんとお父さんも」

[メイン] 久遠 ニア(くどう にあ) : 「はい。お呼ばれしちゃいまして。今夜は出張久遠亭です」
ニコリと微笑む。

[メイン] 久遠 扶郎(くどう ふろう) : ぺこりと会釈をする。

[メイン] スフェイス卿 : ぺこりと会釈をし返す。

[メイン] 天江衣 : 「ああ。此方でも美食に舌鼓が打てると思うと今から胸が躍る心地だ」

[メイン] 久遠 ニア(くどう にあ) : 「うふふ。まぐろさんに負けていられませんからね」

[メイン] スフェイス卿 : 「お。この料理少し摘まんでも?」

[メイン] 久遠 ニア(くどう にあ) : 「はい。どうぞ!」

[メイン] スフェイス卿 : 「どうも」モッシャモッシャ

[メイン] スフェイス卿 : 「やっぱり美味しいな」ラヴクラフトラヴクラフト

[メイン] 天江衣 : 「おかしくなってる!おかしくなってるぞスフェイス!」

[メイン] ウタ : 「いただきま~す!」
料理を作られれば食べ作られれば食べ

[メイン] スフェイス卿 : 「なんだ?衣も食べるといい」
料理を口に押し付ける

[メイン] 天江衣 : 「ふぐっ……!?」

[メイン] 天江衣 : 「…………ん、極上…」モックモック

[メイン] ウタ : 料理を大分食べた所で、思いついたように立ち上がり

[メイン] ウタ : 「折角の記念日だから、私歌っちゃうよ!」

[メイン] スフェイス卿 : (食堂の時もモックモック言ってたけどかわいらしい食べ方だな……)

[メイン] スフェイス卿 : 「ん?」

[メイン] 久遠 ニア(くどう にあ) : 「…!待ってました!」

[メイン] 天江衣 : 「よ!世界の歌姫っ!」

[メイン] ウタ : ウタは歌を歌う…

[メイン] ウタ : CCB<=90 ウタウタの実 (1D100<=90) > 50 > 成功

[メイン] スフェイス卿 : 「おっと……居住まいを正さないと失礼かな」

[メイン] ウタ : だがこの時彼女は忘れていた…

[メイン] ウタ : 彼女の歌は…

[メイン] ウタ : 全員を…眠らせる…

[メイン] ウタ : 「……あっ」

[メイン] 番頭さん : おじいさんに車椅子を押されながら月を眺めていた「ぬくもり」の番頭さんもウタの歌を聴き、眠ってしまいます。

[メイン] 子供 : 月や花火を指差しながらキャッキャと楽しげにしていた子供たちも同様です。

[メイン] スフェイス卿 : ゆらゆらと心地よい疲労と祭りの空気を感じていたスフェイス卿も同様です。

[メイン] 天江衣 : きゃいきゃいと騒いでいるうち、不意にこてんとカウンターに突っ伏した衣も同様です。

[メイン] スフェイス卿 : ……

[メイン] スフェイス卿 : 「……寝たり覚めたり忙しいな」

[メイン] ウタ : ウタはスヤスヤ寝ている

[メイン] 天江衣 : 「ん……」
もそりと起き上がる

[メイン] スフェイス卿 : 「ふわぁ~……。ちゃんと寝床で眠れるかどうか……」

[メイン] スフェイス卿 : 「良い気なもんだ」
寝てるウタにデコピンしといた

[メイン] スフェイス卿 : 「衣もやっておくか?」
起きたのを見て取って

[メイン] 天江衣 : 「にひひ」
頷き、ぺちんというらしくない間の抜けた音を額から鳴らす。

[メイン] 天江衣 : 「……スフェイス。夜道、ちょっと付き合ってもらえないか」

[メイン] スフェイス卿 : 「いいよ。元から……」
ウタの体を担いで

[メイン] スフェイス卿 : 「用事がある」

[メイン] 天江衣 : 「それは奇遇だな」
悪戯っぽく笑う。

[メイン] スフェイス卿 : それに、宴もたけなわだ。
舞台を降りるには良い頃合いに違いない。

[メイン] 天江衣 : デパートの扉を開けると、凍えるような冬の夜風が差し込んでくる。
滅多に見られない月が、煌々と辺りを照らす。

[メイン] スフェイス卿 : 「寒っ」
人を担いでる背中だけあったかい

[メイン] 天江衣 : 「衣の方が寒いぞ。風除けになってくれ…」
そっと身を寄せる

[メイン] スフェイス卿 : 「やけに甘えん坊だな」
と言いつつ並んで歩く

[メイン] スフェイス卿 : 急ぐ道でもないし、ゆっくり歩く
歩調が違う心配はしてない

[メイン] 天江衣 : ほんのりとした体温と、小さな気遣いを感じつつ。

[メイン] 天江衣 : 「…………。」

[メイン] 天江衣 : 「……なあ、スフェイス。」
「『20年に一度のスーパームーンらしい』と──オーナーが言っていたのを覚えているか。」

[メイン] スフェイス卿 : 「そうだな。おかげで、絶対に一世紀に一度の悩みではないだろう……と思ったよ」

[メイン] 天江衣 : 「ああ。傑作だ」
くすり、笑いつつ。

[メイン] 天江衣 : 「──だから、衣は待つことにしたんだ。20年でも、50年でも、100年でも」

[メイン] スフェイス卿 : 白い月を見上げ。

[メイン] スフェイス卿 : 「なるほどな」

[メイン] 天江衣 : 自慢げに笑みを見せ。

[メイン] 天江衣 : 「……やっぱり、言えなかったからな。"さようなら"……なんてさ」

[メイン] 天江衣 : ふぅ、と息をつき。
「それに、衣たちがエネルギーの溜め方をひょっこり見つけられたように、案外簡単に……邂逅(わくらば)に、見つかるものかもしれないし。」

[メイン] 天江衣 : 「仮令毫釐ほどの可能性しかなかろうと、衣は衣たちともっと一緒にいたい──なんて、そう言ってくれた人を信じて……宵の月を待つだけだ。」

[メイン] スフェイス卿 : 「ずっと待つのは辛いぞ?
 辛くなければ、待ち人を忘れるだけだ」

[メイン] 天江衣 : 「あちらだって、待ち焦がれてるかもしれないんだぞ。そんな烏滸事を言っていられるか!」

[メイン] スフェイス卿 : 「ふう」
息をついて、満足げに笑う

[メイン] 天江衣 : 「……な、なんだよ」
少し恥ずかしくなって、口を尖らせる。

[メイン] スフェイス卿 : 「少し眩しくて」
何がとは言わない。まあ月のことだと思ってくれ

[メイン] スフェイス卿 : 「100年先のことを考えるなんて、普通は大馬鹿者と一笑に伏すところだが……
 衣なら、嘘にはならい気がするよ」

[メイン] 天江衣 : 「……?」
「ふふん。刮目して待つがいい」

[メイン] スフェイス卿 : 「そうだな。100年分くらい、見守ってみるのもいいかもしれない」

[メイン] 天江衣 : 「……す、スフェイスも100年生きるのか!?」

[メイン] スフェイス卿 : 「1000年生きるかもしれないし、10年先にはぽっくりくたばってるかもしれない」

[メイン] スフェイス卿 : 適当に言ってるかどうか分からない顔で

[メイン] スフェイス卿 : 「ひとまず。お互いが生きている内は一緒に待たせてもらうとしよう」

[メイン] 天江衣 : 「こちらこそ、束の間の伴侶くらいは務めさせて貰おうか」

[メイン] スフェイス卿 : 「お前……そういう言葉回しをどこで覚えてくるんだ」

[メイン] 天江衣 : 「?」

[メイン] 天江衣 : ニコニコと純粋な瞳で覗き込む。

[メイン] スフェイス卿 : 「その反応はなんだ……おい!私が変に意識したみたいになるだろ!」

[メイン] 天江衣 : 上機嫌でぴとり、と身体を寄せ。

[メイン] スフェイス卿 : 「……!!?!?」

[メイン] スフェイス卿 : い、いや…このくらいはいつものことだな…!?
調子が著しく乱れている。

[メイン] 天江衣 : 少しまごついた様子のスフェイス卿に歩調を合わせ。

[メイン] 天江衣 : 騒がしい夜道も、やがて静寂に包まれる。
──ただ、月明かりだけを残して。

[メイン] 天江衣 :

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : ──翌日。

[メイン] GM : スフェイスはピンポーンというインターフォンの音で目が覚める。

[メイン] GM : どうやら宅配便が届いたようだ。

[メイン] GM : そして届いたものは…送り主不明の小包でした。

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM : シャンクトゥルフ
「赤鳥を穿て」

[メイン] GM : END

[メイン] GM :  

[メイン] GM :  

[メイン] GM :